今の時代、消費者の心理はより安い方向に向かおうとしていますね。
特に目に見えないサービスや商品程安いものを選びます。食べ物や家電製品などの物質的に見えるものは品質が重要なので多少高くても、良いものを選ぶ傾向があります。
しかし、光回線を利用したインターネット料金に関しては実際に使用できれば十分という観点から消費者は安いサービスを探す傾向が強いです。
「プロバイダの料金って無料にならないの?」とか「出来るだけプロバイダの料金を下げたい」なんて考えている方も多くいらっしゃいますよね。
そこで、今回はフレッツ光を契約して無料のプロバイダがあるのかどうか?
そのメリットとデメリットについて公開致します。
今現在インターネットの料金について改めて見直している方はぜひ参考にしてください。
目次
1.無料のプロバイダなんてあるの?
フレッツ光を契約するとインターネットの回線料金とか別にプロバイダの契約をする必要があります。
大手のプロバイダだと「OCN」「So-net」「BIGLOBE」「Yahoo!BB」「nifty」などがありますね。サポート体制や通信環境も充実していてしっかりとプロバイダの機能を果たしています。
※プロバイダとは?
プロバイダについて初歩的な知識が知りたい方は
『パソコン初心者が分かりやすい評判!プロバイダとは?』 を確認しよう。
充実した環境と安心感と引き換えに料金もそれなりの金額です。
大手5社の料金は以下の通り。
プロバイダ名 | 一戸建 | マンション |
OCN | 月額1,100円(税込1,210円)〜 | 月額900円(税込990円)〜 |
So-net | 月額1,000円(税込1,100円)〜 | 月額900円(税込990円)〜 |
BIGLOBE | 月額1,200円(税込1,320円)〜 | 月額900円(税込990円)〜 |
Yahoo!BB | 月額1,200円(税込1,320円)〜 | 月額950円(税込1045円)〜 |
nifty | 月額1,200円(税込1,320円)〜 | 月額950円(税込1045円)〜 |
大体月額1000円程度の料金が発生することが分かります。
メールアドレスも複数もらえることもメリットの一つですね。
さて、本題の無料のプロバイダはどうでしょうか。
実際に探してみました。
1−1.Open Bit.Netなる無料サービスが存在
実際に探した結果無料のプロバイダは存在してますね。
NTT東日本のフレッツ光に対応した無料プロバイダです。
さて気になるのは『Open Bit.Net』というプロバイダが一体どんなサービスなのかということ。
詳細をまとめます。
まずこの『Open Bit.Net』プロバイダの謳い文句は、『世界初!光ファイバー無料プロバイダー』(小さく自社調べとありましたが)だそうです。
そして肝心の無料の理由は『NTT東日本からの支援で実現した』とのこと。
そして、プロバイダ料金を無料にする代わり、2年間毎の自動契約更新だそうです。
更新月以外に解約すると3,000円の違約金が発生すると説明がありました。
その他、『お客様がインターネット接続のご利用情報を個人が特定できない態様で統計情報を取らせていただくことにご同意いただきます』と記載があります。
つまりは、契約者がどんなサービスを利用しているのか統計処理を行うということですね。その情報を他の事業に利用するといったことで利益を確保するのが実態と考えます。会社概要を調べると、『株式会社ドリーム・トレイン・インターネット』。株主はフリービット株式会社(100%)なので通称DTIと呼ばれる会社です。
つまり、DTIがDTI光以外にもプロバイダサービスを無料で提供していた訳ですね。
Open Bit.Netの詳細をまとめると以下の通りです。
- DTIの関連会社
- Open Bit.Netは2年更新の契約。(契約期間中の解約手数料は3150円)
- フレッツ光回線の新規契約者のみ申込可能
- 統計情報の収集
メリット、デメリットは記事のまとめで紹介しますが
詳しく検討したい方は直接下記のサポート窓口から問い合わせた方が無難です。
また、Open Bit.Net以外にも、無料のプロバイダサービスが多く存在していました。
ただ、今では完全にサービスを停止している状態がひどく目立ちますので筆者的にはおすすめは出来ませんね。
1−2.無料のプロバイダを実際利用してる人の状況
そうは言っても実際使っている人がいるなら利用状況は気になりますよね。
しかし「Open Bit.Net」の実際の評判や口コミなどをネットで検索をかけてもなかなか有力な情報が出てこないのが実情です。
そして以前は無料のプロバイダで名をはせていたサービスを停止している現実から考えてみても無料ではなく最安のプロバイダを選択することをおすすめします。
1−3.大手プロバイダとの比較。メリットとデメリット
『Open Bit.Net』ですが大手プロバイダとどこが違うか核心に迫ります。
メリットは『月額料金が掛からない』たったそれだけです。そしてデメリットですがwebメールは使えるようですがセキュリティチェックのサービスは対象外。
本来は、メールサーバーにチェック機能を持たせて、マルウエアやスパイウエアなどの排除を行うのですがこのサービスは対象外のようです。
基本的には、
『IPアドレスを与えますのでお好きにご利用ください。そして、データを取らせて頂きます』
という状態。
個人的にはインターネット初心者には絶対におススメできないと考えられますね。
2.キャンペーンで無料期間が存在するプロバイダ
そうは言っても「インターネットの料金を少しでも安くしたい」そんな方も多いと思います。実はプロバイダの新規契約の場合は1ヶ月から3ヶ月の無料期間があったり、割引サービスがあったりします。
例えば、DTI 光 シンプルプランでは月額951円3ヶ月無料で利用出来るキャンペーンをしています。
また最近では各社、光コラボレーションの影響からか月額基本料を下げています。プロバイダ料金が込みのセット料金となるので事実上プロバイダ料金が無料と言える状態なので無料のプロバイダを検討されるより光コラボをおすすめしますね。
3.まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
無料のプロバイダは存在しますがメリット・デメリットから考えると個人的にはおすすめ出来ません。
少しでもインターネットの金額を抑えたいという方は光コラボや大手のプロバイダのキャンペーンを利用してみてください。無料のプロバイダは確かに存在しますが、トータルで考えることをおすすめします。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
ちなみにここなんかおすすめです。↓
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください!
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」