
まるでフレッツ光のユーザーに的を絞ったように「現在お使いのフレッツ光が安くなります!」という電話がよくかかってきます。
しかし、こういう電話には注意しなくてはいけません。
これは、料金を安くするための電話ではなく、今使っているフレッツ光の運営会社であるNTTとの契約を解約し、全く別の会社へ契約を変えてしまうための電話勧誘です。そして、多くの場合、電話勧誘という手段で営業・集客を行っているインターネット回線では、通信速度が遅いなど品質が悪く、料金も勧誘電話の営業マンが話していた内容と違っており、数多くのトラブルが発生し、社会問題となっています。
そこで今回は、このような電話勧誘で契約してしまった場合の対処法についてお話しようと思います。
現在フレッツ光を使っている人にとっては必見ですよ!
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
目次
1.フレッツ光が安くなる!契約した際の対処法とは
それでは、電話勧誘の強引で巧みな営業トークなどにより、加入するつもりがないインターネット回線と契約してしまった場合の対処法についてお話しようと思います。
1−1. キャンセルの電話
まずは、申し込んでしまった勧誘電話の担当者に申込みをキャンセルしたいと電話をしてみましょう。ここで、契約のキャンセルが可能であれば問題ありません。ただし、勧誘電話の場合、すんなりとキャンセルに応じてくれない可能性があります。
また、フレッツ光を使っている人で、NTTから発行される「転用承諾番号」を勧誘電話の営業マンに教えてしまった場合は、勝手に別のインターネット回線に契約を変更されてしまうこともありますので、注意が必要です。
1−2. クーリングオフ(初期契約解除制度)で契約解除!
勧誘電話の担当者と連絡がつかない場合や、勧誘電話の担当者に「キャンセルは不可能」「キャンセルするためには、高額な違約金の支払いが必要」などと言われた場合には、法律で決められている制度「初期契約解除制度」による契約の解除をしましょう。
「初期契約解除制度」とは、契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまでは、契約相手の合意なく、利用者の都合のみにより違約金0円で契約解除ができる消費者保護制度です。契約解除の方法も簡単で、初期契約解除制度により契約解除をする旨の書面を事業者に対して送付することにより、利用者側から一方的に契約を解除することができます。
なお、書面の発送方法は、「普通郵便」ではなく、相手先へ確実に届いたことが確認できるようにするため、「配達証明郵便」や「特定記録郵便」により発送してくださいね。また、初期契約解除制度により契約解除をする旨の書面の書き方(例)を載せておきますね。
<書面の書き方>
そして、契約の解除が可能な「8日間」のカウント方法については、次のとおりです。
ただし、この「初期契約解除制度」では、違約金は0円ですが、事務契約手数料と、新規契約の場合に発生する初期工事費については支払いが必要になりますので注意が必要です。
1−3. 違約金還元キャンペーンで違約金を実質0円に!
初期契約解除制度の契約解除が可能な8日間を超えてしまった場合は、基本的に違約金を払って解約しなければなりません。このような場合、解約するインターネット回線事の違約金を還元してもらえるキャンペーンを実施しているインターネット回線に乗り換えましょう。
これにより、違約金の支払分がカバーできますので安心ですね。なお、このようなキャンペーンを実施しているインターネット回線を例示しておきますので、参考にしてくださいね。
<キャンペーン実施中のインターネット回線(2018年11月6日現在)>
回線名 | キャンペーン 名称・内容 |
月額料金 | |
---|---|---|---|
戸建て | マンション | ||
ソフトバンク光![]() |
名称:SoftBankあんしん乗り換えキャンペーン
内容:他社サービスの違約金・撤去工事費を満額還元(最大10万円まで)
|
5,200円 | 3,800円 |
(参考URL https://www.softbank.jp/ybb/campaigns/list/anshin-norikae01/)
auひかり![]() |
名称:auひかりスタートサポート
内容:他社サービスの解約違約金相当額を還元(最大3万円まで) |
5,100円 | 3,800円 |
(参考URL1 https://www.au.com/internet/campaign/startsupport-home/)
(参考URL2 https://www.au.com/internet/campaign/startsupport-mansion/)
1-4.キャッシュバックで違約金をカバー!
この他にも、キャッシュバックを実施しているインターネット回線があります。このキャッシュバックを違約金に充当すれば、解約費用を抑えることができます。
次のインターネット回線で公式キャンペーンとしてキャッシュバックを実施しています。
<キャンペーン実施中のインターネット回線(2018年11月6日現在)>
回線名 | キャンペーン 名称・内容 |
月額料金 | |
---|---|---|---|
戸建て | マンション | ||
ドコモ光![]() |
名称:ドコモ光dポイントプレゼント特典
内容:ドコモ光を新規契約すると20,000円相当のdポイントが貰える |
5,200円 | 4,000円 |
NURO光![]() |
名称:35,000円キャッシュバック
内容: 公式WEBページ限定で、開通から4ヶ月後に35,000円キャッシュバック |
5,100円 | 3,800円 |
(参考URL https://www.nuro.jp/hikari/pr/)
このように、公式キャッシュバックキャンペーンを利用する他に、インターネット上の販売代理店が独自に実施しているキャッシュバックキャンペーンを利用する方法もあります。
2.そもそも電話での契約は可能なのか
電話でもインターネット回線の料金やサービス、契約内容などについて適切な説明がされた上で、利用者からはっきりと申込みの意思表示をすると、電話のやりとりだけでも契約が成立することがありますので、注意が必要です。このため、利用者側で電話勧誘の内容を録音でもしない限り、電話勧誘を行っている会社は「適切な内容説明と利用者から契約する旨の意思表示があった」と主張するかもしれません。
このような、電話勧誘トラブルについて、国(総務省)は注意喚起を行っています。
<総務省の注意喚起パンフレット>
(参考URL http://www.soumu.go.jp/main_content/000480381.pdf)
3.対処方法を試したけど不安!そんなときは・・
もし、初期契約解除制度による契約解除手続きなどについて不安がある場合は、決して一人で悩まずに、相談窓口に相談しましょう。
窓口は次のとおりです。
<無料のインターネット回線相談「ネット回線コンシェルジュ」>
こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら
【電話番号】0120-716-715(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
4.まとめ
電話勧誘は、たとえインターネット事情に詳しい人であっても、危険性がないとは言えません。電話勧誘に契約者本人ではなく、インターネットに詳しくない家族が出てしまい、強引で巧みな営業トークにより騙されてしまうというケースもありますので、なかなか安心できません。
しかし、電話勧誘で別のインターネット回線に契約させられてしまった場合でも、本記事でお話してきたように対処方はあります。本記事が電話勧誘によるインターネット契約被害を解決するための一助になりましたならば、大変嬉しく思います。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
ちなみにここなんかおすすめです。↓
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください!
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」