引越しをする際、現在のインターネット回線を継続するか、新しい回線に乗り換えるかで迷っている人はいませんか?
一見すると、同じインターネット回線を継続すれば手間がかからず楽そうに感じます。しかし、実際には継続の場合でもプロバイダへの連絡や引越し先での工事が必要なので、乗り換える際と同じくらい手間がかかります。
むしろ、乗り換えの方がキャッシュバックをはじめとするキャンペーンを受けらえる分だけお得なことが多いです。
今回は引越しの際にインターネットを継続する場合と別の回線に乗り換える場合とで手続きや費用、メリット・デメリットを比較し、どちらがお得なのかを検証しました。
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目次
1. 引越しの場合インターネット回線はどうする?
引越しをする場合、インターネット回線をどうするかの選択肢は2つあります。
- 現在のインターネット回線を継続する
- 現在の回線は解約し、新しい回線を契約する
現在のインターネット回線を継続するほうが、なんとなく楽そうなイメージがありますね。一方で、乗り換えは手間がかかりそうですが、キャッシュバックなどのキャンペーンを受けることが出来そうです。
1−1.みんなの意見等
実際に引越しをした人は継続と乗り換え、どちらを選んだのでしょうか?インターネット回線の引越しに関する口コミを調べてみました。
まずは継続を選んだ人の口コミを見てみましょう。
引越に伴うインターネット契約の変更。面倒くさくなって、比較的お高めのNTT回線継続に決定。継続ならあれこれ手続きしなくていいからなぁw
— houtou (@houtou1970jp) June 29, 2017
継続は違約金や工事費が無料になる、手続きが簡単という意見が多くありました。引越しの際は他にやることがたくさんあるので、なんとなく手間がかからなそうな継続を選ぶ人も多いようです。
続いて乗り換えを選んだ人の口コミを見てみましょう。
引越するついでに、ネット回線を見直すことに。
案内された内容がキャッシュバックの嵐でびっくり。
・今のネット回線の解約手数料
・新ネット回線の工事費
・オプション2ヵ月分さらに開通までポケットwifi無料貸出。
しかも今の月額料金より1300円安い。
乗り換えしない理由が見当たらない。
— こりん🍓モラオ卒業生のシンママ (@Korin_37) May 28, 2019
乗り換えの場合はキャッシュバックをはじめとするお得なキャンペーンを活用できるという意見が多くありました。
口コミを見てみると、継続・乗り換えのそれぞれにメリット・デメリットがありそうですね。
ここからは継続と乗り換え、それぞれの手順やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
2. 引越しの際、インターネット回線を継続する場合
まずは引越しの際に現在のインターネット回線を継続して利用する場合の流れや費用、注意点をチェックしていきます。
2−1.継続する場合の流れ
現在のインターネット回線を継続する場合の流れを簡単にまとめました。
- 引越し先で現在の回線が使えるのか確認する
- 契約しているプロバイダに連絡して引越し手続きをする
- レンタル機器を返却する
- 現在の回線の撤去工事を行う
- 引越し先で新しい回線の回線工事を行う
まずは現在のインターネット回線が引越し先でも使えるかを確認しましょう。引越し先が対応エリアでないと、使いたくても使えません。
対応エリアについては各回線の公式サイトからチェック可能です。
また、引越し先がマンション・アパートの場合は大家さんや管理人にも連絡し、
- 回線が対応しているか
- 回線設備を導入しているか
- 設備を導入していない場合は工事をしても大丈夫か
などを確認してください。
引越し先で使えることを確認したら、契約している回線事業者やプロバイダに連絡して引越し手続きをします。
手続き方法は回線事業者によって異なりますが、サポートに電話するかウェブから手続き可能です。新しい住所を伝え、工事日を決めましょう。
主要なインターネット回線の手続き方法は以下の通りです。
事業者 | 連絡先 |
---|---|
ドコモ光 | 0120-800-000 |
auひかり (プロバイダがau one net) | お引越し情報入力フォーム https://www.au.com/cs/hikkoshi_form/login/ |
auひかり (プロバイダがau one net以外) | 各プロバイダの会員ページ https://www.au.com/support/service/internet/auhikari/#move |
eo光 | 0120-919-151 |
ソフトバンク光 | 0800-111-2009 |
NURO光 | 0120-080-790 |
継続する場合も、現在使っているモデムやルーターなどのレンタル機器はいったん返却する必要があります。忘れずに返却してください。また、場合によっては現在の回線の撤去工事も必要です。
詳細についてはプロバイダに連絡した際に教えてくれるので指示に従いましょう。
あとは引越し先で新しい回線を引くための回線工事をします。同じ回線を継続する場合でも申し込みから回線工事の完了までのトータルで1ヶ月ほどかかります。引越しが決まったら、早めに手続きするようにしてください。
2−2. 継続する場合の費用一覧
現在のインターネット回線を継続する場合にかかる費用をまとめました。
- 工事費の残債
- 撤去工事費
- 初期費用
- 引越し先の回線の工事費
一般的にインターネット回線は2~3年の契約になっており、更新月以外に解約すると違約金がかかります。継続する場合は解約ではないので、違約金はかからないことがほとんどです。
ただし、現在の住居から回線設備を撤去する際の費用や引越し先に引く回線の初期費用・工事費は発生します。また、現在の回線の工事費の残債がある場合は、それも一括で支払わなければいけません。
主要なインターネット回線の工事費と撤去工事費は以下の通りです。
事業者 | 工事費 | 撤去工事費 |
---|---|---|
ドコモ光 | 18,000円 (税込19,800円) | 無料 |
auひかり | 37,500円 (税込41,250円) | 28,800円 (税込31,680円) |
eo光 | 27,000円 (税込29,700円) | 10,000円 (税込11,000円) |
ソフトバンク光 | 24,000円 (税込26,400円) | 無料 |
NURO光 | 40,000円 (税込44,000円) | 10,000円 (税込11,000円) |
とは言え、工事費については多くのインターネット回線では無料です。
例えばauひかりのホームタイプは37,500円の工事費がかかりますが、毎月の月額料金から工事費相当を割引く特典があります。引越しで継続する場合もこの特典が利用できるので、工事費は実質無料です。
引越し元の工事費の残債は一括で支払いますが、引越し後の料金から同額が割引されるため、こちらも実質無料になります。
このように、継続の際の費用についてはいったん支払う必要があるものの、特典や割引で無料になることが多いです。
実際の費用については各インターネット回線やプロバイダに問い合わせてください。
2−3. 注意点まとめ
引越しの際に現在のインターネット回線を継続する場合の注意点をまとめました。
- 引越し先がエリア外や対応していない建物の場合は継続できない
- 継続でも初期費用や工事費がかかる
- 手間は乗り換えとほとんど変わらない
当然ですが、引越し先が回線の対応エリア外や、設備導入ができない建物の場合は継続できません。この場合は現在の回線を解約して別の回線に乗り換えましょう。
継続でも、初期費用や工事費などの各種費用はかかります。特典や割引などで実質無料になることも多いですが、事前に費用についてしっかり調べる必要があります。
ここまでの継続の流れを見てなんとかくお分かりかもしれませんが、継続する場合もプロバイダへの連絡や回線工事など、意外と手間がかかります。
そのため、継続を選んでも乗り換える場合と手間はほとんど変わりません。
3. 引越しの際、インターネットを乗り換え(解約新規)する場合
続いて、引越しの際にインターネット回線を別の回線に乗り換える場合の流れや注意点について見ていきましょう。
3−1. 乗り換え時の流れ
他の回線に乗り換える際の流れは以下の通りです。
- 引越し先で使う回線を選ぶ
- 新しい回線を申し込む
- 現在利用している回線を解約する
- レンタル機器を返却する
- 現在の回線の撤去工事を行う
- 引越し先で新しい回線の回線工事を行う
まずは引越し先で使う回線を選択します。ほとんどの回線はホームページで対応エリアを検索できるので、事前にチェックしてください。マンションやアパートの場合は大家さんや管理人などにも相談しましょう。
利用する回線が決まったら、なるべく早く申し込んでください。手続きや工事を含めると、新しい回線が使えるまで1ヶ月ほどかかります。
新しい回線を申し込んだら現在の回線を解約します。モデムなどのレンタル機器を返却し、必要に応じて撤去工事を行ってください。
あとは引越し先で新しい回線を引く回線工事を行えば、乗り換えが完了です。
最初に引越し先の回線を選ぶ必要がありますが、それ以降の手間については継続の場合と変わりませんね。
3−2. 乗り換え(解約新規)する場合の費用
続いて、乗り換える場合にかかる費用をまとめました。
- 古い回線の違約金
- 古い回線の工事費の残債
- 古い回線の撤去工事費
- 新しい回線の初期費用
- 新しい回線の工事費
回線を解約するタイミングによっては違約金がかかります。また、工事費の残債が残っている場合はそれも負担しないといけませんし、撤去工事費もかかります。
そして引越し先では新しく契約する回線の初期費用や工事費も支払わないといけません。
こう見ると、乗り換えはたくさんの費用がかかりそうですね。しかし、乗り換える場合は豊富なキャンペーンを駆使することで、費用がかからないどころかむしろ得をすることもできます。
例えばauひかりやソフトバンク光は他社から乗り換える際の違約金や工事費を全額負担してくれるキャンペーンを実施しています。そういった光回線に乗り換えれば、解約時の費用をほぼ0にすることが可能です。
新規契約する際の費用のうち、工事費については多くの回線で実質無料になるキャンペーンを実施しています。
つまり、乗り換えでも実質的にはほとんど費用がかかりません。
また、インターネット回線の中には高額なキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施しているところも多いです。
主なインターネット回線のキャッシュバックをまとめました。
事業者 | キャンペーン内容 |
---|---|
ドコモ光 | dポイント 最大20,000円分 |
auひかり | 最大10,000円 キャッシュバック |
eo光 | 最大10,000円分の 商品券 |
ソフトバンク光 | 最大24,000円 キャッシュバック |
NURO光 | 25,000円~ キャッシュバック |
例えばソフトバンク光の場合、違約金や工事費を負担してくれた上でさらに最大24,000円のキャッシュバックがもらえます。
こうしたお得なキャンペーンを活用できるのが、継続にはない乗り換えの大きな魅力です。
継続は違約金がかからないのがメリットでしたが、乗り換えの場合は違約金や工事費が無料になるどころか、さらにキャッシュバックがもらえることもあります。
同じ手間をかけてこれだけ差があるなら、乗り換えを選んだほうがお得ですね。
3−3.注意点まとめ
乗り換える場合の注意点をまとめました。
- 解約タイミングによっては違約金がかかる
- プロバイダが変わるとメールアドレスが変わる
インターネット回線は2~3年の契約であることが多く、更新月以外に解約すると違約金がかかります。
さきほど紹介したような違約金を負担してくれる回線に乗り換えれば違約金は実質かかりません。ただ、あくまでも後から違約金相当のキャッシュバックを還元してくれるだけなので、いったん違約金を支払う必要はあります。
また、インターネット回線が変わるとプロバイダも変わります。プロバイダが提供しているメールサービスを利用している人は、プロバイダが変わるとメールアドレスも変わるので要注意です。
ただ、最近は「Gmail」などのフリーメールを使っている人が多いと思います。フリーメールはプロバイダが変わっても使い続けられるので、回線を乗り換えても影響は全くありません。
プロバイダのメールアドレスを利用している人は、回線を乗り換えるついでにメールもフリーメールに乗り換えるのがおすすめです。
4.継続か乗り換えか メリット・デメリット
最後に、継続と乗り換えのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
継続 | ・違約金がかからない ・回線を検討する手間が省ける | ・引越し先でも工事が必要 ・初期費用や工事費はかかる ・全体的な手間は乗り換えと変わらない |
乗り換え | ・お得なキャンペーンを受けられる | ・違約金がかかる可能性がある ・プロバイダが変わるとメールアドレスも変わる |
継続の場合は違約金がかからず、新しい回線やプロバイダを検討する手間が省けます。
しかし、引越し手続きや回線工事が必要で、トータルでは乗り換える時と同じくらい手間がかかります。
一方、乗り換えの場合は違約金がかかる可能性はありますが、違約金負担やキャッシュバックといったお得なキャンペーンを受けられるのでむしろ得をします。
どうせ同じくらいの手間をかけるなら、乗り換えてしまうほうがお得ですよ。
5.まとめ
引越しする際は現在のインターネット回線を継続するか、解約して新しい回線を契約するかのどちらかを選択する必要があります。
一見すると継続は手間がかからないように感じますが、継続でもプロバイダへの連絡や回線工事が必要なので、実際の手間は乗り換えとさほど変わりません。
むしろ、乗り換えなら新しい回線契約に伴うお得なキャンペーンを受けられるので、継続よりもお得です。
引越しの際は、できる限り乗り換えを検討してみましょう。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
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