「マイラインで電話代が安くなりますよ!」っていう勧誘が来ていませんか?
確かにマイラインは通話料のより安い電話会社を手間なく利用できる仕組みなので、上手に使えばお得になりますが、電話などでの勧誘でトラブルが多発しているのも事実なので、契約は慎重に行うべきです。
そこでここではマイラインの概要や勧誘の手口や断り方、そして契約済み後の対処法について詳しく解説します。
これでマイラインの勧誘にうまく対処できるようになりますよ。
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
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目次
1.そもそもマイラインとは?電話代が安くなるって本当??
始めにそもそもマイラインとはなにか?から確認してみましょう。
1−1.マイラインとは?
マイラインとは「固定電話で利用する電話会社を手間なく選択し、通話料を安くできるサービス」のことです。
そもそも電話料は「基本料」と「通話料」の2種類に分かれます。
基本料は電話回線の使用料を指し、NTTが敷設した電話回線を利用するために毎月支払っている料金のことで、その月に利用したかしないかに関わらずNTT東日本・西日本から毎月請求が来ます。
対して通話料は通話した分だけかかる料金で、金額は通話時間や距離などに応じて変動します。
マイラインはこの2種類の料金の内の通話料についてのもので、マイライン加入後も基本料はNTTから請求がされますが、通話に関しては数あるマイラインサービス提供事業者(各中継電話会社)のうち利用者が選んだところから請求がされるようになります。
マイラインのイメージを図にすると、以下のようになります。
参考URL:https://ad.impress.co.jp/special/kddi0507/
ただこの各中継電話会社は、マイラインに加入しなくても利用することができます。
そもそも固定電話の契約をNTTとした時、固定電話の請求は基本料も通話料もNTTから請求が来ますよね。
これは利用開始の段階で、各中継電話会社が自動的に「NTTコミュニケーションズ」となるためです。
そして例えばNTTコミュニケーションズ以外の電話会社の通信量が安いのでそちらを使いたいといった時、マイラインに加入していなくても電話を掛ける都度、番号の頭に「0077」などの識別番号を押せば、電話番号を選ぶことができるのです。
しかし、毎回識別番号を押すのが面倒ということで生まれたのが「マイライン」です。
マイラインに加入すれば、識別番号を押すことなくあらかじめ選んだ電話会社を利用することができるのです。
マイラインは「市内通話」、「同一県内の市外通話」、「県外への通話」、「国際通話」の4つの通話区分で、それぞれ電話会社を登録することができます。
なお、マイラインには「マイライン」の他に「マイラインプラス」というものがあり、違いは「マイライン加入後に識別番号付きで電話を掛けた時にどの電話会社を利用することになるか?」です。
例えばマイラインにA社を登録していた時、B社の識別番号入れて電話を掛けると、マイラインの場合にはB社で電話が掛けられますが、マイラインプラスの場合にはA社となり変わりません。
マイラインプラスのメリットは、「基本的に登録した電話会社でしか掛けられないようにする」ことで、同月中に色々な電話会社を利用した場合請求書が複数になって事務処理が煩雑になってしまうことを防げます。
なおマイラインプラスに加入していても、解除番号「122」を頭に付けることで別の電話会社を利用することはできます。
このようにマイラインは「通話料の安い電話会社を手間なく利用することができる仕組み」なのです。
1−2.マイラインの利用の仕方と利用に掛かる費用
マイラインを利用したいとなった場合には、サービス提供事業者に申し込みをすることで利用が可能で、その多くはサービスセンターへの電話となっています。
電話を掛けた後はオペレーターの指示に従って手続きをすればよく、短時間で完了します。
なお、マイラインは利用料が無料となっています。
しかし登録を変更した場合には登録料800円(税込880円)が掛かり、これは「市内通話」、「同一県内の市外通話」、「県外への通話」、「国際通話」の4つの通話区分のうち、1つだけ変えた場合でも4つまとめて変えた場合でも同じです。
つまりマイラインは、「登録料を超える分の金額的なメリットがあるか?」が利用するかどうかの判断基準になるのです。
2. マイラインのしつこい勧誘の手口
このようにお得なサービスであるマイラインですが、しつこい勧誘でトラブルが多いことが問題となっています。
そこでここではマイラインの勧誘手口を確認してみましょう。
2−1.対象ユーザー
マイラインが関係ないIP電話の普及でサービスの利用自体が下火になってきているはずなのですが、ツイッターなどの書き込みを見ると今でもマイラインの勧誘はあることが分かります。
そしてよく勧誘されるのは「以前マイラインを利用していたユーザー」です。
一度でもマイラインを利用していると、相手はお得さに敏感な人かもしくは勧誘を断り切れなかった人ではないかと見て勧誘してくるのです。
そして多数ある代理店が個々に同じような判断をして勧誘をするため、特定のユーザーに集中して勧誘電話がかかってくるのです。
2−2.勧誘手法
マイラインの勧誘手法で代表的なのは、やはり「電話勧誘」です。
時間帯は日中や夕方、夜問わずかけてきますが、一番多いのは日中のようです。ですからナンバーディスプレイが付いている場合には、知らない番号からの電話には出ないほうがよいでしょう。
そして勧誘手法の2つ目が「訪問勧誘」で、いきなり訪ねてきて勧誘してきます。電話勧誘に比べると直接話をしていることなどから、より断りづらいものになっています。
インターホン越しに相手を確認し、用件を確認してからドアを開けるようにしましょう。
2−3.勧誘トークとは
マイラインを契約させるための勧誘トークは様々ありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
2-3-1.「NTTより委託を受けた」と言う
一番よくある勧誘手法が「NTTより委託を受けた」と言ってくることです。
総務省や消費者センターなどの注意喚起によって、このように話してくる場合には怪しい電話だと考える人が今では多くなりましたが、それでもまだ引っ掛かってしまう人が高齢者を中心に多いようです。
NTTが委託先を使って勧誘の電話を掛けてくることはありませんので、このようなことを言われたら嘘だと思って断るようにしましょう。
2-3-2.「契約の件で世帯主に変わってくれ」と言ってくる
また、「契約の件で世帯主に変わってくれ」と言ってくる勧誘の仕方もあります。
これは決定権のある人に変わってもらい、直接その人に勧誘しようという狙いで、この場合には「何の契約の件ですか?」と聞いてもほぼ教えてくれません。
なぜなら勧誘、営業の電話だと分かるとつないでもらえないからです。
でも本当に大事な契約であれば、絶対にこのような言い方はしないですよね。
2-3-3.「点検」と言いながら契約書にハンコを貰おうとする
そして点検と言いながら契約書にハンコを押してもらおうとする手口もあります。点検と言われるとつい不安になり、ドアを開けてしまいがちです。
しかしそれが手で、後は契約書を出してハンコを貰おうとします。実際に点検がある場合には、どのケースでも事前に連絡が入るはずです。
もし連絡がないのに点検ですと言ってきた時には、注意したほうがいいですね。
2−4.勧誘してきているのはどんな代理店!?
マイラインのサービスは「マイライン事業者協議会」という組織に登録することで初めて提供することができるようになり、2019年7月1日現在、登録企業はNTTコミュニケーションズやソフトバンク、KDDIなど7社になっています。
しかしマイラインの勧誘をしてくるのは、これらの企業から委託を受けている「代理店」です。
代理店はこのマイラインの契約について、企業から勧誘業務を請け負っており、契約をとることで1件当たりいくらのマージンを得ることができます。
そのため代理店は勧誘に必死になっており、時に強引な手法で契約を迫ってくるのです。
また、代理店は契約後の相談には乗ってくれません。あくまで「勧誘業務のみを委託されている」からです。
この面からも代理店からの申し込みは、しないほうがいいと言えます。
もし、勧誘電話に関して不安な方は無料のインターネット相談窓口に聞いてみてもいいでしょう。
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3.マイラインの勧誘の断り方
時にしつこく時に不快にさせられるマイラインの勧誘。しかしポイントを押さえておけば、上手に断ることができます。
ここではマイライン勧誘の断り方を紹介します。
3−1.「うちはIP電話です」と言う
上手な断り方の一つ目は「うちはIP電話です」と言うことです。
IP電話とは別名「ひかり電話」のことで、電話回線ではなくインターネット回線を利用して電話をし、IP電話にはマイラインのサービスがありません。
そのためマイライン勧誘の意味がないので相手はあきらめてくれるはずです。
3-2.はっきりと「必要ありません」と言う
上手な断り方の二つ目は、はっきりと「必要ありません」と言うことです。
当たり前のことですが、これでもしつこく勧誘してきた時には「断っても勧誘するのは法律違反ですよね」と言うようにします。
これで相手はあきらめるはずです。
なぜなら特定商取引に関する法律 第十七条には、
「販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。」という条文があり、「断っているのに勧誘してはいけない」
となっています。
(引用先:http://www.no-trouble.go.jp/what/telemarketing/)
そして違反すると業務改善命令を出される恐れがあるので、相手もひるむのです。この時事前に会社名と担当者名を聞いておくと、なお効果的です。
このことを覚えておけば、手間なく簡単に断ることができるでしょう。
4.すでに契約済!対処法とは
電話での勧誘に応じてマイラインを契約してしまった!そんな時にはどうすればいいのでしょうか?
まず覚えておきたいのは「マイラインに解約はない」ということです。
どういうことかというと、マイラインは電話利用の仕組み上必ずどこかの事業者を選んでいなければならず、解約だと「どこの事業者も選んでいない」状態となってしまうので電話が利用できなくなるのです。
そのためマイラインの契約先に「解約したい」といっても手続きはできず、「変更したい会社に申し込んでください」と言われてしまいます。
ですから変更前の状態に戻したい場合には、初期状態で登録されているのがNTTなので、NTTに連絡しマイラインを全てNTTにするよう申し込めばOKです。
マイライン変更時のNTTの窓口、営業時間帯は次の通りです。
・NTTマイライン変更窓口:116(局番なし)
受付時間:9:00~17:00(土日祝日も受付可)
なお、インターネット回線などで見られるいわゆる「解約金」はありません。ただし登録変更料として800円(税抜)が請求されますので、覚えておきましょう。
このように契約してしまったマイラインは、簡単にそれほど費用も掛からず元に戻すことができますが、「解約ではなく変更が必要」ということを押さえておきましょう。
5.まとめ
以上マイラインの勧誘について、マイラインの概要やしつこい勧誘の手口、勧誘の断り方や契約後の解約方法を解説しました。
マイラインだけでなくすべてに言えることですが、勧誘に乗って契約を結ぶのはとても危険です。
説明を受けてから契約までに考える時間が、他の方法よりもとても短いからです。ですから勧誘には決して乗らず基本断り、時に時間を空けてしっかりと考えてからどうするか決めるようにしましょう。
なお、マイラインで困ったこと、分からないことがある場合には便利な相談窓口があります。
どんなことでも尋ねると親切に丁寧に、自分に合った最適な答えを教えてくれるので、一度相談してみるのも良いと思いますよ。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
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