あくびネット8万高額請求の対処法と利用者の今後の対応とは?

あくびネット画像

利用料として勝手に8万円も引き落とされた!」なんて口コミもあるあくびネット

不適切な勧誘などで何度も行政指導を受けてしまい、その後2020年の2月に破産したようです。

でもあくびユーザーはこれまで誤って(?)引き落とされた分の返還請求や、ネット・電気の乗り換えをどうすればいいか困りますよね。

ここではそんな方のために、あくびネットから高額請求された場合の対処法ネットや電気の乗り換え方法、そしておすすめの乗り換え先について、詳しく解説します。

インターネットの勧誘や光コラボの転用でお困りではありませんか?
  • 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
  • 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
  • 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」

などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。

もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、契約をしてしまい解約金に困っているなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。

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1. 突然あくびネットから高額請求?対応はどうすればいいのか

ツイッターなどを見てみると、あくびネットから高額の引き落とし二重の引き落としがされていたユーザーがけっこう見受けられます。

しかも返還しますと言って待っていても返ってこないケースもあるようです。

そこでまずはあくびネット破産に至るまでの経緯と高額の引き落としをされたユーザーの口コミを確認し、その対処方法を解説します。

1-1.あくびコミュニケーションズ破産までの経緯

まずはあくびネットやあくび電気を運営するあくびコミュニケーションズが破産した経緯を確認してみましょう。

あくびコミュニケーションズが行政指導を受け、破産に至るまでの経緯を時系列にまとめると次の通りです。

年月動向の詳細
2017年6月総務省から不適切な勧誘について業務改善命令を受ける
2019年4月消費者庁から電気の小売供給に関して一部業務の業務停止命令を受ける
2019年12月電気料金の過大徴収によって電力・ガス取引監視等委員会から業務改善勧告を受ける
同年月東京電力からあくび電力利用者に託送供給契約の解約予告が送付される
2020年2月総務省から業務改善命令を受ける
同年月破産手続き開始決定となる

事の始まりはあくびコミュニケーションズが2017年6月に、総務省から不適切な勧誘について業務改善命令を受けたことです。

具体的にはNTTまたはその代理店と勘違いさせるように名乗って勧誘を行ったり、料金を比較せずに乗り換えたほうが安くなると断定した案内をしたりしたことが原因です。

その後2019年4月に電気小売供給の勧誘の中で、どの利用状況でも割引されるような実際と異なる勧誘方法によって、一部業務の業務停止命令を受けました。

そして同年12月には電気料金の支払期日を1ヵ月早めたことを利用者に通知せずに料金を徴収したことで業務改善勧告を受け、同月には東京電力よりあくび電力利用者に、あくびコミュニケーションズとの契約解除の予告が送付されます。

さらに2020年2月にはネット接続サービスにおいて、「数ヶ月分の料金を前払いすることで割引をするサービス」を説明や通知なく適用し、7,700万円超を過大に徴収したことで業務改善勧告を受け、その後同月東京地裁より破産手続き開始決定となります。

このようにあくびコミュニケーションズは、何度も何度も業務改善命令勧告停止命令などを受け、最後に破産したのです。

1−2.高額引き落としの例を口コミから確認

始めに高額引き落としの手口を理解するため、あくびネットやあくび電気ユーザーの書き込みをチェックしてみます。

「過大請求後に破産報告」

 

こちらも高額引き落としを繰り返した後破産報告されたという書き込みです。

味をしめて何度もやっているようにも見えてしまいますね。

「解約したのに引き落とされた」

 

こちらはあくび電気を解約したのに2ヶ月に渡って料金が引き落とされたという書き込みです。

このように、あくびネットやあくび電気、あくび光で高額引き落とし二重引き落とし解約後の引き落としがたくさん発生しています。

理由としては一応「システムエラー」または「間違い」とのことですが、書き込みの日付から推測すると、破産申し立て直前まで行われているようです

1−3.高額請求の対処法は?

もしあくびネットやあくび電気の利用料以上の金額が口座から引き落とされていた場合には、どのように対処したらよいでしょうか?

いくつか方法をあげてみました。

1−3-1.消費生活センターに相談する

まずは最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

消費生活センターは地方公共団体が設置する行政機関で、主に事業者に対する消費者の苦情や相談を受けたり、消費者啓発活動や生活に関する情報提供などを行ったりといったことをしています。

このようなことがあった場合、消費生活センターでは苦情や相談をまとめて担当省庁に報告、これを受けて担当省庁が事業者に報告を求め、場合によって業務改善命令や一定期間の業務停止命令が下されるといったことが行われます。

今回の場合はすでに東京地裁から破産開始決定が下りているため業務改善命令や業務停止命令が出ることがありませんが、個々のケースにあった適切なアドバイスをしてくれ、ケースによっては相手方との交渉もしてくれるので、まずは電話をしてみるようにしましょう。

また、最寄りの消費生活センターの電話番号などが分からない場合には、「消費者ホットライン(全国共通188)」に電話をすれば案内してくれますよ。

1−3-2.弁護士に相談する

次に弁護士に相談してみるのもいいでしょう。

警察への被害届の提出は、民事不介入の原則や法律の観点からの違反の訴えなどが必要になるため、とても大変です。

また、受理されたとしても他の重大事件が同時期に起こっている場合には、必ず捜査がされるとは限りません。

そこでまずは弁護士に相談し、被害届を出すべきか、どのように書けばいいのかなど、法的な解釈や届け出内容の相談をしましょう。

また被害届を出した結果、仮に詐欺事件として関係者が警察に逮捕されたとしても、それだけで引き落とされたお金が戻ってくるわけではありません。

返金の請求には別途損害賠償請求を起こす必要があります。

その時のためにも事前に弁護士に相談しておいた方が安心です。

ただし弁護士への相談にはお金が掛かります。

どのような方向に進みそうなのか見極めるためにも、まずは無料相談を行っている弁護士事務所に相談をしてみましょう。

また、無料インターネットの相談窓口等でアドバイスをもらってから連絡をしてもいいかもしれません。

無料の相談窓口については次のとおりです。

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2. AKUBIユーザー(ネット、光、電気等)の今後の対応

ではあくびネットやあくび光、あくび電気を利用しているユーザーは、今後他社への乗り換えをどのように行っていけばいいのでしょうか?

ここでは他社への乗り換え方法を解説します。

2−1.インターネット接続サービスの事業者変更はできる?

一般的に光コラボから別の光コラボやフレッツ光に乗り換える場合、現在利用している光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を発行してもらい、それを乗り換え先に伝えることで乗り換えを行います。

しかしあくびコミュニケーションズは破産に伴って既に業務を停止しており、事業者変更承諾番号を発行することができません。

このような場合にはどうすればいいのでしょうか?

あくびコミュニケーションズの公式サイトに載っているお知らせによれば、乗り換えに必要なお客様番号・ID等の固有情報や変更手続きについては、「近日中に郵便にて通知がされる予定」となっています。

参考URL:https://akubi-communications.com/news/2020/0228-315

このお知らせは破産管財人である弁護士宛になっていて、これまで過大請求分を返すと言って返さなかったあくびコミュニケーションズ宛ではないので信用していいと言えます。

つまりこの通知が郵送されるのを待ち、届いた後に事業者変更手続きを行えば、インターネット接続サービスについては無事に乗り換えが行えることになります。

2−2.電力会社の乗り換え方法は?

次に電力会社の乗り換えについてです。

電力会社の乗り換えは、あくびコミュニケーションズへの解約手続きは必要なく、乗り換え先への申し込みだけで乗り換えることができます

ただし申し込み手続きには「供給地点特定番号」と呼ばれる22桁の数字と、あくび電気の「お客様番号」が必要になります。

この番号を請求書等で確認できる場合には、前項の通知を待つ必要がありませんが、万が一分からない場合には通知にその番号が書かれていますので、通知を確認した後に手続きをしましょう。

あくびネットを解約したい!事業者変更で他社に乗り換えする方法

3.光回線乗り換え先のおすすめ

インターネットを4月以降も使い続けるためには乗り換えが必要ですが、どこに乗り換えればいいのか分からないというユーザーもいるのではないでしょうか?

ここではおすすめの乗り換え先を紹介します。

3-1.ドコモスマホユーザーならドコモ光

ドコモ光は光コラボの一つで、事業者変更という簡単な手続きであくび光から乗り換えることができ、工事費用も掛かりません。

また、ドコモ光はスマホとセットの利用で毎月の料金が最大1,000円安くなるスマホ割」もあり、ドコモユーザーにはとてもお得になっています。

ドコモ光の初期費用と月額費用は次の通りです。

ドコモ光の初期費用

契約事務手数料工事費
戸建てマンション
3,000円
(税込3,300円)
無料無料

ドコモ光の月額料金

戸建てマンション
2年契約期間なし2年契約期間なし
タイプA5,200円
(税込5,720円)
6,700円
(税込7,370円)
4,000円
(税込4,400円)
5,000円
(税込5,500円)
タイプB5,400円
(税込5,940円)
6,900円
(税込7,590円)
4,200円
(税込4,620円)
5,200円
(税込5,720円)
単独タイプ5,000円
(税込5,500円)
6,500円
(税込7,150円)
3,800円
(税込4,180円)
4,800円
(税込5,280円)

同じNTT光回線なので開通工事費は不要で工事費は無料です。

ドコモスマホユーザーであればドコモ光への乗り換えを検討することをおすすめします。

3-2.ソフトバンクスマホユーザーならソフトバンク光

ソフトバンク光も光コラボの一つで、こちらも事業者変更という簡単な手続きであくび光から乗り換えることができ、工事費用も掛かりません。

また、ソフトバンク光もスマホとセットの利用で毎月の料金が最大1,000円安くなるおうち割」もあり、ソフトバンクユーザーにはとてもお得になっています。

ソフトバンク光の初期費用と月額費用は次の通りです。

ソフトバンク光の初期費用

契約事務手数料工事費
戸建てマンション
3,000円
(税込3,300円)
無料無料

ソフトバンク光の月額料金

戸建てマンション
5,200円
(税込5,720円)
3,800円
(税込4,180円)

ソフトバンクスマホユーザーであればソフトバンク光への乗り換えを検討することをおすすめします。

3-3.auひかり

auひかりはフレッツ光と別の回線を利用しているため、実測値が他のサービスと比べて速くなっているのが特徴です。

またauひかりもスマホとのセット利用で毎月の料金が最大1,000円安くなるauスマートバリュー」があり、auスマホユーザーであればとってもお得です。

ただし独自回線なので、利用には回線の開通工事が必要です。

auひかりの初期費用と月額費用は次の通りです。

auひかりの初期費用

契約事務手数料工事費
戸建てマンション
3,000円
(税込3,300円)
37,500円
(税込41,250円)
30,000円
(税込33,000円)

auひかりの月額料金

戸建てマンション
5,100円
(税込5,610円)
3,800円
(税込4,180円)

auひかりの工事費は、ネット+電話のプランで申し込むと実質無料になります。

auスマホユーザーであればauひかりへの乗り換えを検討することをおすすめします。

3-4.通信速度を重視するならNURO光

NURO光は圧倒的な通信速度の速さが特徴で、フレッツ光とは別の回線を利用しているため光コラボではなく、利用には工事が必要になります。

しかしソフトバンクスマホユーザーであれば「おうち割」が適用できるため、通信速度を重視する人、またはソフトバンクスマホユーザーであれば、乗り換え先の候補としてとても有力になります。

NURO光の初期費用と月額費用は次の通りです。

NURO光の初期費用

契約事務手数料工事費
戸建てマンション
3,000円
(税込3,300円)
実質無料実質無料

NURO光の月額料金

戸建てマンション
4,743円
(税込5,217円)

NURO光の工事費は、現在キャンペーンで実質無料になっています。

ただしNURO光はサービス提供エリアが狭く、利用できない地域が多くあります。

(北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県、栃木県 の一部地域のみ)

通信速度を重視する使い方をする人やソフトバンクスマホユーザーであれば、NURO光への乗り換えを検討することをおすすめします。

4.まとめ

以上あくびネットの高額請求への対応や破産に伴う乗り換え方法、おすすめの乗り換え先について解説しました。

あくびネットやあくび光、あくび電気は2020年3月末で利用できなくなる可能性が高くなっています

このまま放置してしまうとインターネットが見られない、電気が使えないといったことが起こってしまうため、記事を参考に早目に他社へ乗り換えを検討・手続きすることをおすすめします。

最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。

そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。

ちなみにここなんかおすすめです。↓

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筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください!

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  • 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
  • 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
  • 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
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監修者:光回線スタイル編集部

光回線の業務に10年以上携わってきたプロが分かりやすくインターネット回線の仕組みを教えます。インターネット回線の比較やスマホ、格安SIMの選び方から勧誘情報等、インターネットに関する最新情報をまとめます。ぜひ参考にしてみてください。

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