まさか自宅が光回線エリア外!対策とネットを引く方法を模索した結果

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地域や住宅環境によって、光回線が利用できない場合がありますよね。

山間部など、いまだ光ファイバーが届かない地域であったり、光回線は来ているのに家主が了解してくれないため、アパートの自室に光回線を引き込めないなどです。

結論から言うと、光回線を利用できない場合でも、モバイルルーターや地元のケーブルテレビを利用するなど、インターネットを利用できる手段は他にもあり、それらを活用すれば、多くの場合で光回線とそれほど変わらない環境を作ることができます。

そこで、今回は光回線が利用できない方がネットを引く方法についてお話ししようと思います。

この記事を読めば、光回線を利用できないところでも快適にインターネットを利用できるようになりますよ。

1. モバイルルーター(ポケットWiFi)の検討

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光回線を利用できない場合には、まずモバイルルーターを検討するのがおすすめです。

なぜならモバイルルーターは、独自の通信回線網を使っているため光回線がエリア外のところでも利用できる可能性があり、コンパクトで持ち運びもでき、何より月額料金も安く、通信速度も一般的な利用の仕方であれば十分満足できるからです。

そこでまずは、WiMAXをはじめとしたモバイルルーターの料金を比較してみましょう。

1−1. 各ポケットWiFiの料金比較

WiMAXや話題のクラウドSIMのポケットWiFiの月額料金は、次の通りです。

<UQ WiMAX>

通信容量通信規制料金下り最大
通信速度
UQFlatツープラスギガ放題無制限3日間で
10GB以上
3,880円
(税込4,268円)
440Mbps

<Y!mobile>

プラン名通信容量通信規制料金下り最大
通信速度
Pocket WiFiプラン2+アドバンスオプション無制限3日間で
10GB以上
4,380円
(税込4,818円)
988Mbps

<格安SIM>

プラン名通信容量通信規制料金下り最大
通信速度
DTI SIMデータプラン毎日1.4ギガ使い切り1.4ギガ/日通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるとき2,200円
(税込2,420円)
370Mbps
U-mobileLTE使い放題無制限短期間での大容量データの送受信を行ったとき2,480円
(税込2,728円)
225Mbps

<クラウドSIM>

プラン名通信容量通信規制料金下り最大
通信速度
hi-ho GoGO Wi-Fi通常プラン無制限ネットワークを継続的かつ著しく大量に占有する通信をした場合3,355円
(税込3,690円)
150Mbps
BBN Wi-Fi無制限著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をした場合3,250円
(税込3,575円)
150Mbps

都会に住んでいる方でしたら、どのモバイル回線でも大丈夫です。利用目的に応じて通信速度や料金を検討して納得できるモバイル回線を選択すれば大丈夫です。

なお、もしお使いのスマホがauの場合には、UQFlatツープラスやUQFlatツープラスギガ放題を契約すると、auスマホとのセット割「auスマートバリューmine」が適用でき、auスマホの料金が月額最大1,000円割引となりますので、auユーザーにとっては大変お得です。

一方、田舎に住んでいる方の場合、受信できる電波と受信できない電波がありますので、回線選びには注意が必要です。UQMobileでは、最低限auの4GLTEが利用できれば繋がりますが、3G落ちしてしまう地域では使用できないからです。

Y!mobile「使い放題」となる通信方式は、AXGPのみです。これ以外の3Gやソフトバンク4GLTE(プラチナバンド含む)では、「使い放題」とはならず、7GBが上限となってしまいますので、こちらも注意が必要です。

そして先に紹介しました格安SIMのDTI SIMとU-mobileについては、ドコモの回線を使用しています。ドコモは人口カバー率が高く、他のキャリアより良く繋がるといわれています。

また、使用するモバイルルーターが対応していれば、Xi(ドコモのLTE)でも3Gでも「使い放題」になりますので、料金も安く田舎の方にとっては安心です。

最後にクラウドSIMは、ドコモ、ソフトバンク、auといった3大キャリアの電波を使えるため、通信可能エリアが最も広いのが特徴です。料金は格安SIMに比べると若干高くはありますが、エリアの広さを重視する場合には、クラウドSIMが一番適しています。

1−2. 実際の速度はどうなのか

次に実際の通信速度について検証してみたいと思います。

通信速度の実測が掲載されているサイト「みんなの通信速度」で、それぞれの下り平均速度・上り平均速度は次の通りでした。

サービス名下り平均速度上り平均速度
UQ WiMAX(W06)42.04Mbps7.61Mbps
Y!mobile(603HW)14.51Mbps4.45Mbps
DTI SIM29.06Mbps10.82Mbps
U-mobile20.31Mbps6.77Mbps
hi-ho GoGO Wi-Fi19.03Mbps8.62Mbps
BBN Wi-Fi21.91Mbps8.47Mbps

ネット閲覧や動画視聴などでよく使われる下りの通信速度で比較すると、一番実測値がいいのは「WiMAX」で、他のポケットWiFiよりもほぼ倍の速度が出ていました。

また、下りで一番遅かったのは「Y!mobile」になっています。

次に動画のアップロードなどで使われる上りの通信速度では、「DTI SIM」が僅差で一番よくなっています。

しかしWiMAXも大きく劣るわけではないため、通信速度面での一番のおすすめは、WiMAXになります。

1−3. みんな(sns)の評判と口コミが気になる

続いてツイッターでのポケットWiFiの評判を見てみましょう。

料金的にWiMAXはおすすめ

お試し使ってみよう

クラウドSIMもおすすめ

ポケットWiFiは「遅い」という書き込みもありますが、光回線が来ていない地域や建物場光回線の工事の許可が出ないところでは、やはりポケットWiFiが選択肢の一つとして検討されているようです。

料金的にも安く、UQWiMAXなどではお試し利用もありますので、検討してみるとよいでしょう。

2. 置型ルーターの検討

次に検討したいのが、ソフトバンクエアーなどの「置型ルーター」です。置型ルーターは外への持ち出しはできませんが、開通工事の必要なく申し込みからすぐに利用し始めることができます。

そして無線通信なので、光回線が来ていない地域でも利用することができるのです。

2−1. ソフトバンクエアー

ソフトバンクエアーは、工事不要で届いたその日から利用開始できます。

そして回線は、ソフトバンクの4GLTEを利用しているため、ソフトバンクスマホ同様使えるエリアが広くなっています

ソフトバンクエアーの各種料金は、次の通りです。

費用名金額
月額料金(本体購入)1年目:税込3,080円

2年目以降:税込5,368円

月額料金(本体レンタル)税込5,368円
事務手数料3,000円
(税込3,300円)

ソフトバンクエアーの本体である「Airターミナル」は、分割購入とレンタルが選べますが、月額料金は分割購入のほうが割引があり、安くなっています。ただし分割購入後途中解約の場合には、本体代の残債が発生します。

また、開通工事は必要ないので0円となります。

上の書き込みにもあるように、ソフトバンクエアーは光回線が引けないエリアでも簡単にネットを使える手段で、おすすめの一つです。

2−2. MANOMA

MANOMA(マノマ)はソニーネットワークコミュニケーションズが提供する、Wi-Fiも利用できる「スマートホームサービス」です。

スマートホームサービスとは、声で電気をON/OFFしたり、室内カメラで家族やペットを見守ったり、自宅の防犯セキュリティを整えたりできるサービスのことで、WiFi環境を使ってお家をトータル的に管理できるようになります。

そんなMANOMAですが、主にWiFiルーターとして使える「シングルプラン」があり、料金が安く設定されています

MANOMAのシンプルプランの料金は次の通りです。

初月2ヶ月目3~12ヶ月目
サービス基本料金
(税込)
4,048円4,048円
機器料金(割賦)
(税込)
3,009円2,730円
事務手数料
(税込)
3,850円
割引—3,836円3,582円
合計
(税込)
3,850円2,838円2,838円

MANOMAは割引があって月額2,838円で利用することができます。

シンプルプランでも見守りサービスも利用できるため、スマートホームサービスに興味のある方は、ぜひ検討してみたいサービスです。

3. 地元のケーブルテレビの検討

その他検討すべきサービスとしては「地元のケーブルテレビ」があります。

ケーブルテレビは同軸ケーブルと呼ばれる回線を利用して通信を行っており、光回線が引かれていない地域でも利用できる可能性があります。

そして主に地域ごとに地元に特化したケーブルテレビ会社が運営しており、地域の情報を入手しやすくなっています。

その他「アンテナの必要なくテレビが見られる」、「テレビとのセット料金でお得」、「いろいろなチャンネルを楽しめる」などの独自のメリットもあります。

そこで光回線のエリア外の場合には、一度地域のケーブルテレビについても調べてみることをお勧めします。

4. それでもひけない!そんな時は

以前は自宅にアナログ電話回線があった場合、ADSLも検討できました。

しかし現在、NTTのフレッツADSLは2016年6月30日で新規申込受付を終了、Yahoo!BBでも2019年2月28日で新規申込受付を終了しています。また、今すでにADSLを利用していたとしても、サービスは順次終了する予定です。

そのためADSLのエリア内だったとしても、今は利用できないのです。

ですから光回線がエリア外の時に検討するのは「ポケットWiFi」、「置型ルーター」、「ケーブルテレビ」の3つとなるのです。

現在インターネットがひけないとお悩みの方は一度相談窓口に相談するといいでしょう。

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5. まとめ

以上光回線がエリア外だった場合のネットの利用方法について、ポケットWiFiや置型ルーター、ケーブルテレビに分けて解説しました。

現在インターネットを利用する場合の主流はやはり光回線ですが、光回線が利用できないからといってあきらめる必要はありません。

ここで紹介した3つの方法で検討すれば、多くの場合でネットが使えるでしょう。

しかし3つのうちのどれにしたらいいのか、各社のサービスの中ではどれが自分に一番合っているかなど、迷うことは多いと思います。

そんな時にはインターネットの無料相談窓口を利用してみてください。

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監修者:光回線スタイル編集部

光回線の業務に10年以上携わってきたプロが分かりやすくインターネット回線の仕組みを教えます。インターネット回線の比較やスマホ、格安SIMの選び方から勧誘情報等、インターネットに関する最新情報をまとめます。ぜひ参考にしてみてください。

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