2020年2月に破産手続きを開始したあくびネット。
4月からはフォーバルテレコムという会社に事業承継するらしいのですが、もう止めてしまいたい、別のサービスに乗り換えてあくびネットは解約したいけど、やり方が分からないといったケースもあるのではないでしょうか?
結論から言うと、止める場合と乗り換える場合でその方法は違ってきます。
そこでここではあくびネットやAKUBIでんき終了に伴う今後の状況と、あくびネットの解約方法、事業者変更ができない時の対応方法について詳しく解説します。
これであくびネットを解約できるようになり、別のサービスに乗り換えられるようになりますよ。
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、契約をしてしまい解約金に困っているなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。
無料でインターネットに関する電話相談が受けられます。
下記のフリーダイヤルまでお電話してみてください。
0120-716-715(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
目次
1. あくびネット(あくび光)AKUBIでんきが終了でどうなる?!
不適切な勧誘や不当な利用料請求で、総務省から何度も業務改善命令を受けていたあくびネット。ついに破産となりましたが、利用していた人は今後どうなるのでしょうか?
まずは運営元であるあくびコミュニケーションズの破産申請状況と、あくびネットやAKUBIでんきのサービス継続状況を確認します。
1−1.運営元あくびコミュニケーションズの破産申請状況
まずはあくびコミュニケーションズの破産申請状況からです。運営元のあくびコミュニケーションズ株式会社は、2020年2月28日に破産手続きを開始しました。
あくびコミュニケーションズの公式サイトには、破産管財人名で「破産手続き開始」の文章が公開されています。
引用元:https://akubi-communications.com/news/2020/0228-315
また、あくびコミュニケーションズが2月28日に総務省から業務改善命令を受けたことを踏まえて、NTT東西も2020年3月3日からあくび社からの新規及び転用等に関する申込受付を停止しています。
引用元:https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/200303_01.html
このようにあくびネットやAKUBIでんきのサービスを提供していたあくびコミュニケーションズは、3月末をもってそのサービスの提供を停止したのです。
しかし、このサービス停止日までに全ての顧客がサービス変更手続きを完了することが困難になったことなどにより、破産管財人主導のもと、あくびネットをはじめとする通信サービス業については、株式会社フォーバルという東証一部上場企業の連結子会社である「株式会社フォーバルテレコム」に事業承継されることが、3月23日に発表されました。
このお知らせもあくびコミュニケーションズの公式サイトに掲載されています。
引用元:https://akubi-communications.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/AkubiComunications_200323.pdf
そしてこのお知らせによると、債権・債務に関する取り決めは次の通りです。
- フォーバルテレコムは、事業譲渡実行日(4月1日)までの間にあくびコミュニケーションズ(破産管財人)と利用者との間に生じた債権・債務は一切承継しない
- 事業譲渡実行日においてあくびコミュニケーションズ(破産管財人)との間で債権・債務が残存している場合には、フォーバルテレコムに承継することなく、破産管財人が詳細を調査の上、破産手続の中で債権・債務関係の処理を行う
- 債権債務の金額及び取扱いは、破産管財人が別途書面にて通知する
つまりあくびコミュニケーションズの破産申請は、破産管財人のもと一部事業承継も行いながら、粛々と進められているということです。
1−2.事業承継であくびネット(あくび光)AKUBIでんきは継続する?
ではあくびネットやAKUBIでんきのサービスは、あくびコミュニケーションズ破産後も継続するのでしょうか?
まずフォーバルテレコムに事業承継される、あくびネットをはじめとする通信サービス業は、文字通り事業をフォーバルテレコムが引き継ぐ形で継続します。
つまり何もしなければ4月1日時点から、フォーバルテレコムが運営元となるネットサービスの利用に自動で切り替わることです。
次にAKUBIでんきですが、これはサービスが終了となります。事業承継されるのはあくまでも、あくびコミュニケーションズが提供していた「通信サービス業」のみです。
そのため電気は他のサービスへの変更を利用者が行わないと、4月1日以降電気が使えなくなってしまうということです。
ネットと電気では状況が違うということに気を付けましょう。
2. 解約したい!あくびネットを継続したくない場合の対処法
4月1日をもって運営元があくびコミュニケーションズからフォーバルテレコムに変わったあくびネット。
もう止めてしまいたいと考える利用者も多いでしょう。では、もしあくびネットの継続利用を止めたい場合にはどうしたらいいのでしょうか?
そもそもあくびネットの継続利用を止める方法としては、「不同意通知書に記載しフォーバルテレコム宛に変更する」方法がありました。
この書類はあくびコミュニケーションズからフォーバルテレコムへの自動切り替え前に、利用者に送られてきた通知書面に含まれていたもので、記載すれば自動で切り換えられず期限をもってサービスが停止します。
しかし通知書面によれば、サービスの停止時期は2020年4月24日とすでに過ぎているため、この方法はもう使えません。
そこであくびネットの契約だったものを利用停止するために今できるのは、「フォーバルテレコムに解約を申し込む」ことです。
もともとはあくびコミュニケーションズとの契約だったとはいえ、今はフォーバルテレコムとの契約に切り替わっています。つまり今解約を申し込むべきは「フォーバルテレコム」なのです。
フォーバルテレコムへの問い合わせ先は、次の通りです。
- 株式会社フォーバルテレコム オアシスお問い合わせセンター
電話 050-3085-2248
営業時間 平日午前 10 時~午後 5 時
こちらに電話をして、解約したい旨を伝えましょう。
3. 事業者変更ができない?!あくびネット(あくび光)からの乗り換え方法も解説!
次に、あくびネット(あくび光)から他のサービスへの乗り換え方法も確認してみましょう。
3−1.事業者変更で他社光コラボに乗り換える方法
あくびコミュニケーションズは破産手続きをしているため、今あくびネットに事業者変更承諾番号取得の手続きをしても、番号は出してくれません。
そこで事業者変更であくびネットから他社光コラボに乗り換える場合には、次のように行います。
- フォーバルテレコムから事業者変更承諾番号を取得する
まずはフォーバルテレコムのサポートセンターに電話をし、事業者変更承諾番号を取得します。 - 乗り換え先に事業者変更承諾番号を知らせて申し込む
次に希望の乗り換え先に、事業者変更をしたい旨を伝えて番号を知らせます。なお事業者変更承諾番号には有効期限があり、「発行日を含めて15日間」となっていますので、切れてしまう前に手続きをしましょう。 - フォーバルテレコムと乗り換え先との間の手続きが終われば乗り換え完了
後は待つだけで手続き完了のお知らせが来ます。
以上で事業者変更の手続きは完了です。事業者変更は工事費もかからず比較的安価に乗り換えができるので、おすすめです。
上記の方法で事業者番号が取得出来ない方は無料の相談窓口でアドバイスをもらってもいいでしょう。
無料の相談窓口については次のとおりです。
◇無料のインターネット相談窓口にお問い合わせ
こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら
【電話番号】0120-716-715(通話料無料)※番号をタップするとすぐ相談出来ます
【受付時間】10:00~21:00
3−2.他社光回線に乗り換える方法
光コラボではなくauひかりやNURO光などの他社光回線に乗り換える場合には、事業者変更よりも手続きが増え、次の通りです。
- 希望の乗り換え先に新規で申し込む
まずは希望の乗り換え先に新規申し込みをします。 - 開通工事の予定日を調整する
次に乗り換え先と開通工事の予定日を調整します。基本的に立ち合いが必要になるので、空けることができる日をあらかじめ検討しておくと決まりやすいです。 - フォーバルテレコムに解約を申し込む
続いてフォーバルテレコムに解約を申し込みます。開通工事日を元に解約日を決めると途切れずネットを使えます。 - 開通工事を受け、接続設定をすれば完了
乗り換え先からの開通工事を受け、接続設定をします。接続設定は、派遣工事であれば作業員の方がしてくれます。
以上で乗り換えが完了です。光コラボに比べると手間や費用は掛かりますが、通信速度が速い、キャッシュバックが多いなどのメリットもあるので、こちらも検討しましょう。
4. おすすめの乗り換え先
最後に乗り換えを検討している方に向けて、あくびネットからのおすすめの乗り換え先を紹介します。
4−1.ドコモ光
ドコモ光は光コラボ中の一つです。そのため事業者変更で簡単にあくびネットから乗り換えることができ、工事費用も掛からずに乗り換えが可能です。
また、ドコモ光はスマホとセットの利用で毎月の料金が最大1,000円安くなる「スマホ割」もあるので、ドコモユーザーにはとてもお得になっています。
ドコモ光の初期費用と月額費用は次の通りです。
- ドコモ光の初期費用料金
料金 | ||
---|---|---|
工事費 | 戸建て | 無料 |
マンション | 無料 | |
契約事務手数料 | 3,000円 (税込3,300円) |
- ドコモ光の月額料金
タイプ別月額料金 | ||||
---|---|---|---|---|
タイプA | タイプB | 単独タイプ | ||
戸建て | 2年契約 | 5,200円 (税込5,720円) | 5,400円 (税込5,940円) | 5,000円 (税込5,500円) |
期間なし | 6,700円 (税込7,370円) | 6,900円 (税込7,590円) | 6,500円 (税込7,150円) | |
マンション | 2年契約 | 4,000円 (税込4,400円) | 4,200円 (税込4,620円) | 3,800円 (税込4,180円) |
期間なし | 5,000円 (税込5,500円) | 5,200円 (税込5,720円) | 4,800円 (税込5,280円) |
ドコモスマホユーザーであればフォーバルテレコムから事業者変更承諾番号を取得して、ドコモ光へ乗り換えすることをおすすめします。
4−2.ソフトバンク光
ソフトバンク光も光コラボの一つなので、こちらも事業者変更で簡単に乗り換えることができ、工事費用も掛かりません。
また、ソフトバンク光もスマホとセットの利用で毎月の料金が最大1,000円安くなる「おうち割」があるので、ソフトバンクユーザーにはとてもお得になっています。
ソフトバンク光の初期費用と月額費用は次の通りです。
- ソフトバンク光の初期費用
料金 | ||
---|---|---|
工事費 | 戸建て | 無料 |
マンション | 無料 | |
契約事務手数料 | 3,000円 (税込3,300円) |
- ソフトバンク光の月額料金
料金 | ||
---|---|---|
月額利用料金 | 戸建て | 5,200円 (税込5,720円) |
マンション | 3,800円 (税込4,180円) |
ソフトバンクスマホユーザーであればフォーバルテレコムから事業者変更承諾番号を取得して、ソフトバンク光へ乗り換えすることをおすすめします。
4−3. auひかり
auひかりは光コラボではないので、乗り換えには工事費が掛かる場合がありますが、通信速度が光コラボより速い傾向があることと、キャッシュバックが多いこと、そしてオプションへの加入で工事費が無料になることから、乗り換えの候補として十分になっています。
またauひかりもスマホとのセット利用で毎月の料金が最大1,000円安くなる「auスマートバリュー」があるので、auスマホユーザーであればとてもお得です。
auひかりの初期費用と月額費用は次の通りです。
- auひかりの初期費用
料金 | ||
---|---|---|
工事費 | 戸建て | 37,500円 (税込41,250円) |
マンション | 30,000円 (税込33,000円) | |
契約事務手数料 | 3,000円 (税込3,300円) |
- auひかりの月額料金
料金 | ||
---|---|---|
月額利用料金 | 戸建て | 5,100円 (税込5,610円) |
マンション | 3,800円 (税込4,180円) |
auひかりの工事費は上記の通り高額ですが、ネット+電話のプランで申し込むと実質無料になります。
また、代理店によっては50,000円前後のキャッシュバックを貰えるところもあるので、これで違約金等の費用をカバーすることもできます。
auスマホユーザーであればauひかりへの乗り換えを検討することをおすすめします。
5. まとめ
以上あくびネットの解約について、あくびコミュニケーションズの破産申請状況や解約の仕方、乗り換えの仕方とおすすめの乗り換え先を解説しました。
このようにあくびネットの利用者は、現在自動でフォーバルテレコムとの契約に切り替えられています。しかし月額料金等でもっとお得なサービスはたくさんあるため、この際乗り換えを検討するのも一つの手だと思います。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
ちなみにここなんかおすすめです。↓
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください!
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」