ソフトバンクエアーのAirターミナル5の評判や気になるエリア詳細まとめ

機器をコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるソフトバンクエアーに、2021年10月から5G対応の「Airターミナル5」が提供され始めました。

5Gは「高速大容量通信」で注目されているため、これまでソフトバンクエアーを使っていた人も、まだ使っていない人も、とても気になるのではないでしょうか？

結論からいうとAirターミナル5は、スマホがソフトバンクの方にはおすすめですが、事前に5Gのエリア確認をしたほうがいいでしょう。

また、すでにAirターミナル4を利用している方には乗り換えのキャンペーンがありますが、適用条件に注意が必要です。

ここでは、Airターミナル5の特徴と最新の評判・口コミ、前の機器からの切り換え方法と契約時の注意点を解説します。

読めば、Airターミナル5のことが分かり、ソフトバンクエアーが自分に合ったサービスなのかも分かるようになりますよ。

１. ソフトバンクエアーのAirターミナル5の特徴

Airターミナル5は、2021年10月から提供が開始された、ソフトバンクエアー用のホームルーターです。

引用元：ソフトバンク

ソフトバンクエアーは、Airターミナルを自宅のコンセントに挿すだけで、Wi-Fi環境でインターネットを利用することができます。

しかも、Airターミナル5は5G対応なので高速通信が可能です。

まずはAirターミナル5の、月額料金や初期費用、解約違約金やエリア情報などをみてみましょう。

１−１.月額料金詳細 ドコモhome5gとの比較

まずは、Airターミナル5の月額料金についてです。

１−１−１.月額料金をAirターミナル4と比較

まずは、前機種であるAirターミナル4/4NEXTとAirターミナル5の月額料金（税込）を比較してみます。

※分割払いは36回の場合

まず、Airターミナル5発売に伴い、ソフトバンクエアーの料金プランは変わっています。

新しいプランでAirターミナル4と5を比較すると、違いは次の通りです。

最大の違いは、Airターミナル５にはレンタルプランがないことです。本体を購入する必要があります。

また、SoftBankAirスタート割プランがないため、2年間はAirターミナル４の方が安いです。

しかし、本体代はどちらも月月割で実質0円になるため、Airターミナル５の方がお得感があります。

１−１−２.ドコモhome5Gとの比較

次に、ドコモhome5Gと月額料金を比較してみます。

結果、Airターミナル5のほうがドコモhome5Gよりも「高い」ですが、ソフトバンクスマホユーザーなら「おうち割」で毎月のスマホ代が安くなり、ドコモにはない「乗り換えキャンペーン」もあります。

まず端末代金は、Airターミナル5が71,280円、ドコモhome5Gが39,600円で、31,680円高いです。

ただし、どちらも割引によって実質0円になります。

次に月額料金は、Airターミナル5が5,368円、ドコモhome5Gが4,950円と、Airターミナル5のほうが毎月418円高いです。

ただしドコモhome5Gのほうが安いとしても、誰でもドコモhome5Gのほうがお得かというと、そうとは言い切れません。

まず、ソフトバンクスマホユーザーであれば、おうち割で1電話回線当たり最大1,100円の割引が受けられるため、Airターミナル5のほうがお得です。

また、ソフトバンクエアーは「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」が適用でき、他社から乗り換える際の違約金・撤去工事費を最大10万円まで負担してくれます。

つまり、ケースによってソフトバンクエアーはおすすめになるのです。

１−２.初期費用や工事費用

続いて、Airターミナル5の初期費用と工事費用です。

Airターミナル5の初期費用は、事務手数料として3,300円です。これは、ドコモhome5Gも同額です。

そして、ソフトバンクエアーは工事費用が発生しません。

つまり、契約時に掛かるのは3,300円だけとなります。

１−３.解約違約金、解約方法

そして、Airターミナル5の解約違約金と解約方法です。

１−３−１.Airターミナル5の解約違約金は0円

Airターミナル5は、5提供開始に伴う新料金プランへの変更によって契約期間の縛りがなくなり、結果解約違約金も0円になりました。

ただ一つ気を付けたいのが、「Airターミナル5本体代の残債」です。

Airターミナル5は買取のみになったため、分割払い期間内に解約した場合、本体代の残債が発生します。

本体は71,280円と高額なので、早い期間に解約してしまうと残債も高額になってしまいます。

本体代の残債は解約時に一括請求されるため、解約時には残債がないかをチェックしましょう。

１−３−２.解約手続きの流れ

ソフトバンクエアーを解約する場合には、SoftBankAirサポートセンターへ電話します。

なお、解約に関しては、サイトやショップでの申し込みはできません。

電話で解約の申し込みをし、レンタルプランの場合には20日までに送料自己負担でソフトバンク返品センターへ送ります。

なお、解約時の月額料金は日割りされません。

１−４. 気になるエリア情報

Airターミナル5は5G対応で高速大容量通信が可能ですが、自宅が5Gのエリアないでないとその恩恵を享受することができません。

そのため、エリア確認がとても大事です。

たとえば、東京近辺のソフトバンクの5G対応エリアは次のようになっています。

引用元：ソフトバンク

濃いピンク色系が、5G対応エリアになっています。

ソフトバンクによると、現在5Gが利用可能なのは首都圏や大阪などの大都市圏のみとなっています。

しかし、2021年10月末までには人口カバー率が80%を超える予測と発表しています。

【5G予定の地域】

引用元：ソフトバンク

ですから、特に都市部に住んでいる場合には、ソフトバンク公式サイトの「エリア情報」で5Gの対応エリアを確認するようにしましょう。

２. 【最新】ソフトバンクエアー5Gの評判と口コミ

次に、ソフトバンクエアー5Gの最新の評判・口コミをチェックしてみました。

ツイッターにあるAirターミナル5に関する書き込みを、速度や料金などの分類ごとに分析します。

２−１.速度に関する評判と口コミ

まずは、速度に関する書き込みです。

3からソフトバンクエアー5に、速い！ pic.twitter.com/rNLpJHjiAW

— トット桑原 (@kuwagokoro02) November 11, 2021

ツイッターでは、まだAirターミナル5の実測結果の書き込みがなく、体感的な感想だけでした。

そこである実測結果の掲載サイトを確認したところ、Airターミナル5の時間帯別の平均速度は次の通りでした。

下りの速度は同サイトのAirターミナル4で平均52.5Mbpsだったため、明らかに向上しています。

また、Airターミナル5は5G対応エリアで使用しないと4Gでの通信になるため、平均値では爆発的な向上は難しいでしょう。

しかし、確かにAirターミナル4に比べて速度が上がっているのがわかります。

２−２.料金に関する評判と口コミ

次に、料金に関する書き込みです。

Airターミナル5って1,980円×36回分割=71,280円もするの！？
高っっっっ！！！！

実質0円だけど、途中解約した時の残債一括精算金額がヤバいな…
2年縛りはやめて違約金かからなくなったけど、ここが上がったか…#SoftBank#SoftBankAir pic.twitter.com/fZSoiVwgsu

— あゆさん｜携帯料金に詳しい人 (@yukito1024) September 14, 2021

Airターミナル 4の新規契約で最長2年、さらにそこからAir ターミナル 5に機種変更して3年。合計5年縛りコースになり得るのか。

— Jun Shimada (@shimajiro) September 14, 2021

Softbank Airターミナル5は本体71,280円（1,980円×36回）・・・高い！
月月割36回割引で実質0円。

ほんと、この業界の『実質』は要注意！

契約解除料がない仕様は改善点ですね。
ドコモhome5Gに対抗かな。

しかし、相変わらず低周波帯に非対応・・・#ソフトバンクエアー #ソフトバンク pic.twitter.com/qSYVwFr7u3

— モスくん@ブロガー (@moskun39) September 14, 2021

料金面の書き込みでは、本体代が高いことに関するものが見受けられました。

契約期間がなくなり違約金は発生しなくなりましたが、本体レンタルができなくなったので、結局解約時の費用発生を抑えるためには一定期間以上の利用が必要になります。

また、本体代が上がったため、途中解約時のリスクも実質あまり変わらないといえるでしょう。

２−３.通信方式に関する評判と口コミ

続いて、通信方法に関する書き込みです。

Airターミナル5対応バンド
5G n77(転用含む)
4G B1/B41/B42

ドコモのhome 5Gはミリ波以外は対応しているのに、Airターミナル5は相変わらず900MHz帯は非対応。https://t.co/MPJWyGiULd

— とろくま@コマさんPlus (@trokuma) September 14, 2021

Airターミナル5の通信方式について、低周波数帯の900MHzに未対応という書き込みが見られました。

Airターミナル5は2.1GHｚ～3.7GHzの高周波数帯での通信はできますが、900MHzの低周波数帯では通信できません。

低周波数帯は、高周波数帯に比べて速度が落ちる代わりに障害物あった場合に回り込める性質があるため、安定した通信が可能です。

この部分は、ソフトバンクの今後の努力に期待です。

２−４.評判・口コミのまとめ

評判に関するまとめです。

通信速度はまだ実測の書き込みが見られなかったのですが、Airターミナル4よりも向上していることは確実です。

ただし、利用場所によって大きく違うことは押さえておきましょう。

次に、本体代が高額なことは少し気になります。ただ一方で、解約違約金がなくなったことは評価していいと思います。

また、前述のようにおうち割でスマホ代が安くなること、そして乗り換えキャンペーンで他社から請求される違約金をソフトバンクが負担してくれることなどを考えると、ソフトバンクエアーを契約して5G対応のAirターミナル5を利用するのは、「あり」ですね。

３. ターミナル４から切り替えは可能？

すでにAirターミナル4を利用している場合でも、Airターミナル5への切り替えは可能です。

しかも、今ならAirターミナル5機種変更サポートキャンペーンがあり、適用できればAirターミナル4の残期間分が割引されます。

引用元：ソフトバンク

そもそもAirターミナル4を購入で契約した場合、Airターミナル4本体代は月月割で同額割引されるため、実質負担は発生しません。

しかし、Airターミナル5に乗り換えると月月割はAirターミナル5本体代の割引に変わります。

すると、Airターミナル4の残債だけが残ってしまいます。

このキャンペーンは、この残ったAirターミナル4の本体代の残債も割引しますよ、というものです。

主な適用条件は、次の通りです。

上記のように期間に縛りがあるため、乗り換えを考える際には契約日などを確認しましょう。

４.契約する際の注意点

最後に、ソフトバンクエアー5Ｇを契約する際の注意点です。

４−１.スマホがソフトバンク以外なら別の選択肢も

スマホがソフトバンク以外の場合には、各キャリアから出している5Ｇ対応のホームルーターも検討しましょう。

ソフトバンクもそうですが、ドコモやauのスマホ割は、1電話回線当たり最大毎月1,100円が家族も含めて割引されます。

つまり、スマホ割を適用できるキャリアのホームルーターを使ったほうがお得なのです。

４−２.解約時に本体代が請求される可能性あり

Airターミナル5は、レンタルプランがなくなり本体の購入が必須です。

そして、分割払い期間中に解約してしまうと残債を一括払いすることになります。

ただし、解約違約金はなくなったので、本体代支払い後は0円で解約できるようになったのがうれしいですね。

４−３.5G対応エリアはまだ一部のみ

Airターミナル5にしたとしても、必ず高速になるわけではありません。

5G対応エリアで使用して初めて、Airターミナル5の能力が発揮されます。

4G通信時の改善も合わせてされたため、同じエリアでAirターミナル4と比べた場合には高速になる可能性は高いですが、必ず速くなるわけではないことは覚えておきましょう。

５.まとめ

以上、ソフトバンクエアーの新機種Airターミナル5について、料金や初期費用などの基本情報と最新の評判・口コミ、Airターミナル4からの乗り換えや契約時の注意点をまとめました。

Airターミナル5は、ソフトバンクユーザーには魅力的な商品です。

ただ一方で、どんな人でも一番お得なサービスとまではいきません。

一番お得なサービスは、スマホのキャリアやエリアによっても変わってきます。

最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。

そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。

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