manoma（マノマ）の速度が遅すぎる！試してほしい４つの対処方法

manoma（マノマ）という新しいインターネット回線を契約したけど遅い…

manoma（マノマ）はソニーネットワークコミュニケーションズが提供しはじめた新しいサービスで、Amazonアレクサなども使える便利なものですが、通信速度が遅くて使えないという声が口コミで多数上がっています。ここでは最近プランも新しくなったmanomaの速度が遅い原因と試してほしい４つの対処法、お得な解約方法について詳しく解説します。

これを読めばmanomaが快適に使えるようになりますよ。

１．manoma（マノマ）の速度が遅すぎる！原因は何？

まず大前提として覚えておきたいのは、manomaの通信方法についてです。manomaの通信方法は、「nuroモバイルのSIMカードを差し込んで通信する方法」と、「別のインターネット回線をmanomaの機器につないで通信する方法」２種類があります。

別のインターネット回線をつなぐ方法は、もし遅い場合manomaではなくそのインターネット回線が原因になっている可能性が高いです。そこでここでは、「nuroモバイルのSIMカードを利用している場合」について解説します。

ではさっそくmanomaが遅すぎる原因を３つ見てみましょう。

１−１.nuroモバイルがもともと遅いから

原因のひとつ目として考えられるのは、「nuroモバイルがもともと遅い」からということが挙げられます。光回線は基本的に光ケーブルでの通信なので、下りの通信速度は最大1Gbpsが見込めます。

対してmanomaの「nuroモバイル Home Wi-Fi (M)」は、「MVNO」と呼ばれる、携帯電話などの無線通信インフラをNTTドコモから借り受けて利用する形をとっており、このNTTドコモの通信設備の最大通信速度は下りで370Mbpsとなっています。つまり光回線からmanomaの「nuroモバイル Home Wi-Fi (M)」に変えた場合、もともと最大通信速度が低いために遅いと感じる可能性があるのです。

しかしnuroモバイルはいわゆる「格安SIM」なので、通信速度が遅いのはある意味仕方のないことかもしれません。

１−２. 電波の悪いエリアだから

次に原因の二つ目として考えられるのが、「電波の悪いエリア」だからです。先ほどの少し説明しましたが、manomaはNTTドコモのLTE・FOMAの電波を借り受けて使用しています。そのため電波が届くエリアはＮＴＴドコモの提供するエリアとなり、山沿いや過疎化地域だと電波が届かず、場所によっては届きますが弱くなってしまいます。

もしスマホのキャリアもＮＴＴドコモで、普段使っていて電波が悪いと感じたなら、それはその地点がドコモの電波自体の悪いエリアということです。詳しいサービス提供エリアの確認は、NTTドコモの次のページで確認しましょう。

https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/disclosure/mvno/user/

１−３.３日間で通信量が10GBを超えてしまったから

三つ目として考えられるのが、「３日間で通信量が10GBを超えてしまった」ことが考えられます。manomaの「nuroモバイル Home Wi-Fi (M)」は基本使い放題ですが、WiMAXやY!mobileのポケットWi-Fiと同じように、３日間での使用量制限があり、これを超えると通信速度が極端に落ちてしまいます。

３日間で10GBというと簡単には使わなそうな感じがしますが、例えばライブ動画や高画質動画を見たりオンラインゲームなどをヘビーに利用したりする人は結構簡単に超えてしまいます。また、Twitterなどの口コミでも「速度制限状態ではほぼ使えない」などの書き込みがあります。

このように速度制限に引っかかってしまったことが通信速度の遅い原因の一つとして考えられるのです。

１－４.manomaが遅い原因のまとめ

以上manomaが遅い原因を３つ挙げてみました。もちろんこの他にも「受け側のパソコンなどの不調や使いすぎ」なども考えられますが、そもそも口コミで「manomaは遅い！」というものがたくさんある以上、原因はパソコンよりもmanomaにあると考えてよいでしょう。

そこで次章ではmanomaが遅い場合に試してほしい対処法を紹介します。

光回線スタイル編集部

勧誘でMANOMAを契約した方の場合、無制限と勘違いしている方がいるようです。もちろん光回線でもないので光と比べて速度に違いが出てくることは認識しておきたいですね。

２． manoma（マノマ）の速度が遅すぎる！試してほしい４つの対処方法

ここでは先ほどの３つの原因を踏まえて、manomaの速度が遅いと感じた時に試してみてほしい対処法を４つ紹介します。

２−１.manomaの置く位置を窓際に変えてみる

まずは「manomaの置く位置を窓際に変えてみる」ことです。無線通信の場合、どの通信方法によっても物理的な障害物によって多かれ少なかれ電波状況は悪くなります。そこでmanomaをできる限り電波の入りがよさそうな窓際などに置いてみましょう。

SIMカード自体が遅くても最大限能力を発揮してくれるかもしれません。置き場所を変えたら実際に使ってみて、通信速度が上がったかどうかを確認してください。ちなみにスマホがNTTドコモであれば、スマホのアンテナ表示で自宅内のいろいろな場所の電波強度を見てみる方法が簡単でお勧めです。

２−２.manomaを再起動してみる

次に試してほしいのが「manomaを再起動してみる」方法です。単純な方法ですが、パソコンやルーターなども含め、再起動をかけることで機器の動作が改善されることはよくあります。ですからmanomaを一度再起動してみましょう。

manomaの再起動は、「先端が細いもので背面にあるRESETボタンを押す」ことでできます。

なお、RESETボタンを5秒以上押すと初期化されてしまうので気を付けましょう。

２−３.サポート窓口に相談してみる

manomaの置く位置を変えたり、再起動をかけたりしても通信速度が変わらない場合には、MANOMAサポートデスクに相談してみましょう。ｍanomaのサポートデスクの連絡先は次の通りです。

① 電話番号：0120-183-019
② 対応時間：9:00～18:00
※1月1日、2日及び弊社指定のメンテナンス日を除く

先ほど紹介した設置場所の変更や再起動以外でできることを提案してくれます。万が一設定の仕方を間違えている場合には、この方法で改善できるでしょう。

２−４.ドコモの電波改善装置を利用してみる

それでも解決しない場合には、ドコモの電波改善装置の利用を検討してみましょう。ドコモの電波改善装置は２種類あり、それぞれ「ドコモレピータ」、「フェムトセル」と呼ばれています。

（１）ドコモレピータとは

ドコモレピータとは、「窓際まで届いているドコモの基地局からの電波を増幅し、屋内の電波状況を改善する装置」のことで、ドコモレピータで改善できる範囲はおおむね一部屋程度です。

ドコモレピータの本体仕様は次の通りです。

① サイズ：約（幅）17.5cm×（奥行）10.5cm×（高さ）20cm
② 質量：2.7kg以下
③ 消費電力：30W以下

ドコモの電波が来ているけど弱い時には、このドコモレピータがドコモから提供されることがあります。

（２）フェムトセルとは

フェムトセルとは、「基地局からの電波が届かず圏外になる場合にドコモの携帯電話エリアを作り出し、電波状況を改善できる装置」のことで、フェムトセルはドコモのLTE通信およびVoLTE通話に対応しています。

フェムトセルも改善できる範囲はおおむね一部屋程度となっています。

フェムトセルの本体仕様は次の通りです。

① サイズ：約（幅）4.5cm×（奥行）17.5cm×（高さ）18.5cm
② 質量：約0.9kg
③ 消費電力：15W以下

上の図はフェムトセルの概要図で、インターネット接続に利用しているONUやモデムにフェムトセルを接続します。なおLANケーブルの空がない場合には、ONUとフェムトセルの間にドコモから提供されるスイッチングハブを接続する場合があります。

このように、ドコモの電波が届いていない時にはこのフェムトセルがドコモから提供されることがあります。

（３）ドコモレピータやフェムトセルの利用の仕方

これらの電波改善装置は利用者から指定して借り受けるわけではなく、あくまでサポートデスクに相談をして、サポートデスク側の判断で貸し出されます。

電波改善装置を利用したい場合の流れは次の通りです。

① MANOMA サポートデスクに連絡し、電波状況が悪いと相談する。

• MANOMA サポートデスク連絡先
  電話番号：0120-183-019
  対応時間：9:00～18:00
  ※1月1日、2日及び弊社指定のメンテナンス日を除く

② 電波改善方法の提案がされ、必要に応じてドコモレピータまたはフェルトセルの利用を勧められる

③ ドコモレピータまたはフェルトセルの利用を申し込む

④ 申し込み後1週間程度で届く

⑤ 同梱のマニュアルに沿って、利用者自身で設置する

⑥ 利用開始

これらの電波改善装置はレンタル料・送料ともに無料になっていますが、利用する際の電気代は利用者負担となっています。ただし機械の電気使用量は、1か月連続で使っても大した金額にはならないの気にすることはないでしょう。

２−５.対処法のまとめ

以上試してほしい対処法４つを紹介しました。おすすめは上から順に試してみることですが、急いで改善したい場合には3か4が有効ですので試してみてください。なお、インターネット無料相談窓口でもmanomaの困りごとについての相談を受け付けています。

一人で悩むよりもずっと気が楽にもなりますよ。

◇無料のインターネット相談窓口にお問い合わせ

こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら

【電話番号】0120-716-715（通話料無料）※番号をタップするとすぐ相談出来ます
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３. それでも解決しない！そんな時はどうする？

「対処法の４つをやってみても解決しなかった！」ということがあるかもしれません。それでもmanomaを使いたい、そんな場合には「光回線を別に用意する」のも一つの手です。manomaが遅いと悩んでいる人の多くは、nuroモバイルの格安SIMカードを使っている人が多いです。

しかし格安SIMと光回線を比べた場合、格安SIMの方が遅いのは料金の面から見ても明らかです。ただ、manoma自体はアレクサが使えたりホームセキュリティの強化ができたりととても便利な機器なので、使い続けたいと考える人も多いと思います。

そこで格安SIMでのインターネット回線利用を止めて、光回線での通信に切り替えれば、通信速度も速くかつmanomaも継続して使えます。

気になるのが「nuroモバイルの解約に費用が掛からないか？」ですが、nuroモバイルの利用はオプションなので、契約期間中に止めても違約金の発生はありません。ですから気軽に使い始めたり止めたりできます。ただし「SIMカードを所定の送付先に返却する必要がある」ので、この点には注意して確認しましょう。

ちなみにこれからmanomaを使い始めようとしている人に向けてですが、「manomaでSIMカードを利用する際には、これまで使っていたインターネット回線を事前に解約するのではなく、manomaのSIMカードと併用して使ってみて通信速度に満足することを確認してから解約する」ことがおすすめです。インターネット回線の解約や新規契約には、大きな時間と費用が掛かります。もちろん手間もかかり面倒です。

そこで月額費用を惜しんで早目に解約するよりも、manomaを使ってみて遅くないかを確認してから確約したほうが、リスクケアの面からよいのです。

４.速度が遅い時は解約出来る？クーリングオフ等手順がこちら

「通信速度があまりに遅くて使えないので解約したい！」そんな時のためにmanomaを解約する手順を確認しましょう。

４－１.初期契約解除制度の利用による解約手順

インターネット回線サービスではクーリングオフ制度を使うことはできませんが、同じようなもので「初期契約解除制度」というものが利用できます。初期契約解除制度とは、「契約書面の受領日から8日以内であれば、利用者の都合で契約を解除することができる制度」のことで、原則として書面で申請する必要があります。

まず、初期契約解除の基本的な流れは次の通りです。始めに書類を準備する必要がありますが、書面の用意には2つ方法があります。

① サービス提供事業者のサイトから様式をダウンロード
② 必要事項を記載した書面を自分で準備

もし自分で準備する場合には、手書きでもパソコンでも構わないので、次の内容を記載しましょう。

• 初期契約解除を申請する旨の記載
• 初期契約解除を希望するサービス名
• 契約者名
• 契約住所
• 契約電話番号
• 契約IDまたは受付番号

そして書類に必要事項を記載したら、コピーを保管したのちに事業者に郵送します。なお、郵送の際には配達記録など、届いた証拠が残る方法で送るほうがよいでしょう。

以上が基本的な流れです。ただし初期契約解除の方法は、事業者によって多少異なります。そして初期契約解除についての詳細は、各事業者が発行する契約書に記載することが法律で定められています。細かな点は事業者ごとに異なることもあるため契約書類を確認するとともに、まずはmanomaサポートデスクに「初期契約解除をしたい旨」を連絡してみましょう。

電話だけで完結する場合もあるようです。なお、初期契約解除を利用しても工事費や機器台の残債は請求されるので覚えておきましょう。

初期契約解除制度に関して不安な方はインターネットの相談窓口を利用してください。きっとあなたの助けになってくれます。

◇無料のインターネット相談窓口にお問い合わせ

こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら

【電話番号】0120-716-715（通話料無料）※番号をタップするとすぐ相談出来ます
【受付時間】10:00～21:00

４－２.通常の解約手順

次に初期契約解除を利用しない、通常の解約手順を見てみます。まず始めに知っておきたいのは契約期間です。manomaの契約は「利用開始日から3年間、以降1年ごとの自動更新」となっています。

manomaには契約期間中に解約しても違約金はありません。しかし解約すると、始めの3年間行われている工事費や機器代金の値引きがされなくなるため、残債の支払いが生じます。

具体的な値引き金額（=各料金）は以下の通りです。

（１）工事費(税込)

（２）機器代金(税込)

※https://manoma.jp/campaign/より引用

つまりプランに応じて上の表の金額の残りを解約時に支払わなければならないということで、最も高額なトータルプランだとMAX約18万円掛かります。ある意味違約金よりもたちが悪いかもしれません。

そんなmanomaの解約方法ですが、これもmanomaサポートデスクに連絡することで手続きができます。

• MANOMA サポートデスク連絡先
  電話番号：0120-183-019
  対応時間：9:00～18:00
  ※1月1日、2日及び弊社指定のメンテナンス日を除く

電話で手続きをし、その後manomaから解約のメールが届けば完了となりますので、手順は簡単と言えます。なお、解約日は申し込んだ日の月末、残債は一括払いとなります。また、解約後でも開閉センサー以外の機器は単体のアプリで利用可能で、再度契約すればすぐに再開することができるということも押さえておきましょう。

manomaの契約に関してはこちらの記事を参考にすれば解決出来るかもしれません。

manoma（マノマ）の評判と口コミや料金、サービスまとめ！

５.まとめ

以上manomaの通信速度が遅いことについて、その原因と４つの対処法、そしてmanomaの解約方法を解説しました。manomaで使えるのはnuroモバイルの格安SIMカードなので、通信速度に期待はできません。

あらかじめSIMカードでの通信は速くないということを分かっておいて、それでも少しでも速くなるよう対処法で紹介した４つの方法を試してみてください。また、manomaを使いつつ快適にインターネットも利用するのであれば、別に光回線を用意する方法が一番適していますので、検討してみましょう。

なお、manomaのことで分からないことがあった場合には、インターネット無料相談窓口に聞いてみましょう。きっと満足できる回答を貰うことができますよ。

最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。

そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。

ちなみにここなんかおすすめです。↓

筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください！