「新しいインターネット回線が出た!」
「高速通信で有名な〇〇光がエリア拡大して自宅にも引くことが出来る!」
「今の回線じゃ遅くて使い物にならないから、別の回線に乗り換えたい!」
など様々な理由で、インターネット回線を乗り換えたいことも結構ありますよね。しかし、残念ながら、インターネット回線の乗り換えにはコストがかかります。例えば、光コラボを使っていて、インターネットを乗り換えるためには、一旦今加入している光コラボを解約しなくてはなりません。
そして、光コラボなどインターネット回線のほとんどが解約時に違約金が発生してしまいます。違約金は、回線事業者によって金額は様々な状況ですので、光回線を乗り換える場合には、違約金という解約コストが掛かってしまうということを忘れてはいけません。
そこで今回は、インターネット回線の違約金についてお話しようと思います。解約コストを抑えたいと思っている人にとっては必見ですよ。
目次
1. インターネットの解約時の違約金はいくらかかる?比較した結果
インターネット回線の違約金は、回線事業者によってそれぞれ違います。そこで、主なインターネット回線の違約金について、比較してみようと思います。
1−1. フレッツ光
フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本が運営している光回線です。回線の品質は同じなのですが、月額料金も違約金もNTT東日本と西日本では全く違います。なお、NTT東日本と西日本のサービス提供エリアは次のとおりです。
<NTT東西のサービス提供エリア>
それでは、NTT東西でのフレッツ光の違約金をみてみましょう!
<NTT東日本・フレッツ光の違約金>
契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|
2年 | 有り | 税込4,950円 | 税込1,650円 |
<NTT西日本・フレッツ光の違約金>
契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|
2年 | 有り | 税込4,400円 | 税込2,200円 |
なお、フレッツ光の場合、プロバイダとの契約もありますので、プロバイダの違約金も発生する場合があります。
1−2.ソフトバンク光
ソフトバンク光は、プロバイダ一体型のサービスなので、フレッツ光のように、回線とプロバイダで2重に違約金がかかるということはありません。
<ソフトバンク光の違約金>
契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|
2年 | 有り | 税込5,720円 | 税込4,180円 |
1−3.ドコモ光
ドコモ光は、プロバイダを自由に選択・変更できますが、体系としてはプロバイダ一体型のサービスになりますので、解約時の違約金はドコモ光だけしか発生しません。
<ドコモ光の違約金>
契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|
2年 | 有り | 税込5,500円 | 税込4,180円 |
1−4.auひかり
auひかりは、加入時に指定プロバイダの中からプロバイダを自由に選択できますが、体系としては、ドコモ光と同様にプロバイダ一体型のサービスになりますので、解約時の違約金はauひかりだけしか発生しません。
<auひかりの違約金>
契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|
戸建て:3年 マンション:2年 | 有り | 税込4,460円 | お得プランA:2,290円 おとくプラン:2,730円 |
1−5.その他光コラボ等々
その他の主要な光コラボ等々の違約金は次のとおりです。
<違約金比較>
回線名 | 契約期間 | 契約の 自動更新 | 戸建て | マンション |
---|---|---|---|---|
2年 | 有り | 3,600円 | 3,600円 | |
なし | 無し | 0円 | 0円 | |
3年 | 有り | 4,230円 | 3,360円 | |
2年 | 有り | 税込4,840円 | 税込3,630円 | |
3年 | 有り | 税込4,840円 | 税込3,630円 | |
なし | なし | 0円 | 0円 | |
2年 | 有り | 税込3,850円 | 税込3,850円 | |
2年 | 有り | 税込5,940円 | 税込5,170円 | |
戸建て:2年 マンション:1年 | 無し | 5,110円 | 通常時の初期費用-キャンペーン適用時の差額 | |
5年 | 有り | 月額利用料相当分 | 月額利用料相当分 | |
3年 | 有り | 月額利用料相当分 | 月額利用料相当分 | |
戸建て:5年 マンション:2年 | 戸:有り マ:無し | 月額利用料相当分 | 月額利用料相当分 |
2. 違約金がかからない場合はこんな時
前項で、各回線の違約金についてお話しましたが、違約金がかからない場合もあります。違約金がかからない場合についてみていきましょう。
2−1.契約期間が満了
まず、契約期間(最低利用期間)が満了したら、いつ解約しても違約金が0円になるインターネット回線も少数ですがあります。
多くの場合、契約期間が満了しても、契約更新月という期間を入れて、その後、契約が自動更新されます。この場合、契約更新月で解約すると、違約金が0円になりますが、それ以外の期間で解約する場合、違約金がかかってしまいますので、注意が必要です。
2−2.初期契約解除制度を適用した場合
インターネット回線にもクーリングオフの様な消費者保護制度があり、これを「初期契約解除制度」と言い、この制度を使うことにより、違約金0円で契約を解除することが出来ます。
「初期契約解除制度」とは、契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまでは、インターネット事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる制度です。手続方法は簡単で、「初期契約解除制度により契約解除をする」旨の書面をインターネット回線事業者に対して送付することによって違約金0円で契約解除が出来ます。
なお、送付の方法は普通郵便ではなく、相手先に届いたことが確認出来る配達証明郵便や特定記録郵便により送付しましょう。ただし、「初期契約解除制度」には次のとおり有効期限がありますので、出来る限り早めの対応が必要となります。
<初期契約解除制度の有効期限>
- 契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまで
- 契約解除書面発送の期限は、有効期間中の消印で判断
<光コラボ事業者に送付する書面の記入例>
〇〇株式会社〇〇光契約担当者 行 初期契約解除制度により契約を解除します。
|
3.違約金(解約金)8万円?!こんな時どうする!?
違約金8万円と聞くと、「物凄く高額だ!」と思う人も多数いるかと思いますが、企業規模の小さいマイナーなインターネット回線では、この程度の金額を違約金として請求してくるインターネット回線事業者は、たくさんあります。
そして、このような事業者の場合、インターネットの通信速度などが遅く、使い物にならないケースが一般的です。ユーザーが解約を申し出ると、高額な違約金を請求してきます。これは一つのビジネスモデルになっていて、一般的に「違約金商法」などと呼ばれています。
さて、このような高額違約金を請求された場合の対応策について、モデルケースを使い、具体的にお話しようと思います。
3−1.キャッシュバックやキャンペーンを適用して解決
インターネット回線を解約する時には、違約金がかかってしまいますが、逆に、新たにインターネット回線と契約するときには、キャッシュバックやお得なキャンペーンを実施しているインターネット回線事業者もあります。
このようなキャッシュバックやキャンペーンを利用して、違約金の損害分と相殺することにより、実質的に違約金を最小限に抑える効果が得られます。
3−2.モデルケースで分かりやすく
それでは、モデルケースにより具体的な乗り換え例を紹介します。
- まず、〇〇光を解約したら違約金8万円を請求された。
- 仕方がないので、8万円の違約金を支払い、〇〇光を解約した。
- 次に、「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」があるソフトバンク光と契約することにした。
- 「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」は、○○光の違約金が10万円を上限に満額キャッシュバックにより還元してくれるキャンペーンだった。
(参考URL https://www.softbank.jp/ybb/campaigns/list/anshin-norikae01/)
- この「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」により、〇〇光の違約金8万円はペイできた。
- さらに、ソフトバンク光では、「SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン」により、初期工事費が実質0円だった。
(参考URL https://www.softbank.jp/ybb/campaigns/list/sbhikari-norikae-03/)
- このおかげで、実質的な支出が契約事務手数料の3,000円だけで、〇〇光からソフトバンク光に乗り換えることが出来た。
このように、違約金を最小限に抑えてインターネット回線を乗り換える方法があります。
なおソフトバンク以外にも乗り換えキャンペーンに似たキャンペーンを適用する回線はいくつも存在します!
もしお得にキャンペーンを使って違約金を0にしたいと考えているならば下記の相談窓口をご利用ください。
<無料のインターネット回線相談「ネット回線コンシェルジュ」>
こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら
【電話番号】0120-716-715(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
4. インターネットの違約金を0円にする方法はある?
インターネットの違約金を0円にする方法は、前項でお話したキャッシュバックとお得なキャンペーンを使う方法があります。しかし、もっと簡単な方法もあります。
「1−5.その他光コラボ等々→<違約金比較>」
の一覧表の中にある「ぷらら光」と「エキサイト光」は、最低利用期間も違約金もありません。この2つのインターネット回線を利用すれば、解約時の違約金はいつでも0円です。ただし、インターネットを開設した時の工事費に残債がある場合は、解約時に工事費残債分を一括請求されますので、注意が必要です。
5.今後インターネット契約をする際の注意点
違約金の相場は、10,000円~30,000円程度です。もし、50,000円以上の違約金が設定されているインターネット回線があったら、「違約金商法」を疑い、契約しないことをおすすめします。
また、勧誘電話や訪問販売では、ほぼ絶対違約金お話はしません。法的には違約金も含めた自社回線の説明をしっかり行わなければならないのですが、勧誘電話や訪問販売の営業マンは、これを怠ります。
もしあなたが訪問営業や勧誘電話などで「違約金商法」等で困ってしまっているよであれば下記の相談窓口が参考になるかもしれません。
<無料のインターネット回線相談「ネット回線コンシェルジュ」>
こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら
【電話番号】0120-716-715(通話料無料)
【受付時間】10:00~20:00
6. まとめ
インターネットの違約金についてお話してきました。違約金は事業者により様々な金額に設定されています。そして、案外忘れてしまうのが、初期工事費の残債です。もし、インターネット回線事業者からの料金(請求)内訳を見て、「工事費」という項目があれば、まだ工事費残債があるということです。
この様な場合は、違約金が0円になる契約更新月だけではなく、工事費残債額と支払期間も考慮して、今使っているインターネット回線の解約時期を決める必要があります。
インターネット回線の乗り換えは、どの時期に解約し、どんなキャッシュバックやお得なキャンペーンを実施している回線と契約するのかということが重要になってきますね。本記事があなたのために少しでもお役立ちできたなら、大変嬉しく思います。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
ちなみにここなんかおすすめです。↓
無料インターネット相談窓口「ネット回線コンシェルジュ」はこちら筆者も利用したことがある窓口ですのでぜひご利用ください!
- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」