「NTTへ戻しましょう」「フレッツ光に戻せます」「お安くなります」などと電話営業をしてくるフレッツ光のプロバイダ「スタートネット」。
フレッツ光に戻せるならと契約してしまう場合もあるようですが、果たして本当にお得なのでしょうか?
結論から言うとスタートネットは決してお得ではありません。フレッツ光に戻すことは、スタートネットにお願いしなくてもできますし、月額料金は他のプロバイダでもっと安いところもあります。
ここではスタートネットの料金詳細や評判、メリット・デメリットと契約時・解約時の注意点を詳しく解説します。
これでスタートネットが自分に合うサービスか、合わない場合にはどうやって解約すればいいかが分かるようになりますよ。
勧誘にあったり検討されているあなた!ぜひ参考にしてくださいね。
尚、スタートネットは電話での勧誘を積極的にしているようです。すでに契約してしまって不安を感じている場合は、それがメリットのある契約であったのか下記の相談窓口で無料相談を受けてみるのもよいでしょう。
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- 「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
- 「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
- 「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、契約をしてしまい解約金に困っているなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。
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目次
1. スタートネット(プロバイダ)とは
スタートネットは株式会社クライアンフという、北海道札幌市にある会社が提供するフレッツ光のプロバイダサービスです。
この会社は設立が2019年9月と新しく、スタートネットも比較的新しいサービスになります。
このような会社が提供するスタートネットですが、ここではまず料金や速度、セット割について確認します。
1−1. スタートネット(プロバイダ)の料金比較
まずはスタートネットの料金を代表的プロバイダー4社と比較してみます。
まずは戸建てタイプの場合からです。
プロバイダ名 | 月額料金 |
---|---|
スタートネット | 1,480円 (税込1,628円) |
OCN | 1,200円 (税込1,320円) |
Nifty | 1,000円 (税込1,100円) |
BIGLOBE | 1,200円 (税込1,320円) |
比較の結果、スタートネットの月額料金が一番高いですね。
次にマンションタイプについてです。
プロバイダ名 | 月額料金 |
---|---|
スタートネット | 1,480円 (税込1,628円) |
OCN | 950円 (税込1,045円) |
Nifty | 950円 (税込1,045円) |
BIGLOBE | 900円 (税込990円) |
マンションタイプでもスタートネットが一番高いです。そもそもマンションタイプだと一般的には戸建て向けの料金よりも安いことが多いですがスタートネットの場合、マンションも戸建てと同じ料金設定のようです。
以上の結果から、スタートネットは月額料金が比較的高いサービスと言えます。
1−2. スタートネット(プロバイダ)の速度調査とIPv6詳細
次にスタートネットの通信速度について見てみましょう。
まずスタートネットの実測値についてですが、調べる限り公表されているものはありませんでした。そもそも通信速度は「エリア内のユーザー数」と「プロバイダの持つ設備能力」に左右されます。
スタートネットはサービスが始まって長くはないのでユーザー数は多くはないでしょう。ただし設備能力は不明なので、やはりどの程度の通信速度が出るのかは推測困難です。
ただしスタートネットは他社に比べて通信速度においてマイナスポイントがあります。
それはIPv6サービスがないことで、通信速度の改善のため他社プロバイダではIPv6サービスを提供しているところが多くありますが、スタートネットではこのIPv6サービスが現在提供されていません。
つまりスタートネットではIPv6サービスでの通信速度向上も見込めないということで、この点では他社よりも劣ると言えます。
1−3. スタートネット(プロバイダ)の解約金や初期費用
続いてスタートネットの解約金や初期費用についてです。
まず解約金についてですが、スタートネットの契約期間は「2年」になっており、この期間中に解約すると15,000円の解約金が発生します。
違約金の金額としては他社よりも高額で、安いところだと2,000~3,000円、高くても10,000円といったところです。
ただし一つ良いのは「2年経過後はいつ解約しても解約金が発生しない」ところで、この点は他社よりも勝っています。
次に初期費用についてですが、スタートネットをプロバイダとして利用開始するには1,500円の登録料が掛かり、これは特に高くはありません。
このようにスタートネットは解約金が他社よりも高いのですが、2年経過後は掛からなくなっているのが特徴です。
これはかなり魅力的ですね!
1−4. スタートネット(プロバイダ) はセット割あり?
セット割とは、スマホと合わせて利用することでスマホの月額料金が安くなるサービスのことです。
例えばドコモ光やソフトバンク光、auひかりなどはセット割があり、電話1回線当たり毎月最大1,000円の割引を受けることができ、とてもお得です。
しかしスタートネットにはこのセット割がありません。
つまり、セット割が受けられるサービスに比べてスタートネットは料金が割高と言えます。
1−5.注意が必要なケース
スタートネットは電話での勧誘を積極的にしています。その上で、利用者側の状況によってはデメリットが大きいケースがあります。ここでは注意が必要なケースについて説明します。
まず基本知識として、スタートネットは「プロバイダ」のサービスなので別途利用者側で「光回線」の契約が必要です。
しかし、近年は「光コラボレーション」というプロバイダと光回線がセットになっているサービスが主流となっています。代表的な例はソフトバンク光や@nifty光などです。
その為、光コラボレーションを利用していて、その中のプロバイダだけを外すということができないのです。一部回線契約だけできる光コラボレーションもありますが、プロバイダを別契約にすることで割高になってしまうことがほとんどです。
光コラボレーションでプロバイダセットの契約をしている方がスタートネットの契約をすることで、回線契約も改めないといけない点について注意が必要です。そのままにしておくとプロバイダの2重契約となってしまうので気を付けましょう。
また、スタートネットは電話勧誘の際にプロバイダ設定まで一緒に行うケースがあります。そうなるとスタートネットを解約する際に、既存のプロバイダ設定を再度行わないといけない点も要注意です。
上記に当てはまる場合は、ひとりで悩まず一度インターネットの無料相談窓口に問い合わせてみると良いでしょう。
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2. スタートネット(プロバイダ)の評判と口コミを検証
次にスタートネットの評判について、良いものと悪いものに分けて確認します。
2−1. スタートネットの良い評判と口コミ
まずはスタートネットの良い評判からです。
まずツイッターで調べたところ、スタートネットに関する良い書き込みはありませんでした。
また、運営元であるクライアンフについても調べてみましたが、良い評判は書き込まれていませんでした。
良い評判がない要因として考えられるのは「利用者が少ない」ことと「そもそも評判が悪い」ことです。
では、これを踏まえて悪い評判がないか見てみましょう。
2−2. スタートネットの悪い評判と口コミ
次にスタートネットの悪い評判についてです。
まずツイッターで調べたところ、スタートネットに関する悪い書き込みが1件ありました。
- 下りが0.48Mbpsしか出ない
株式会社クライアンフってとこのstartnetっていうプロバイダやばすぎ。
光回線なのにまともにスピード出ねえしメール送ってんのに2週間以上放置されてるんだけど pic.twitter.com/oCis5MhvO5— タカヤ (@ojijitarou) April 4, 2020
遅いしサポートへのメールも無視されるという書き込みです。
また、電話番号情報の検索ができるjpnumberでは、株式会社クライアンフの営業電話に関する苦情がたくさん書き込まれていました。
- 掛けてこないでと言ったのにまた掛けてきた
- 20時過ぎに掛けてくる
- フレッツ光へ戻る提案をしてくる
- しつこい
- 逆切れされる
- 失礼な態度
このように、クライアンフはかなり評判が悪いです。勧誘の評判が悪い運営元は長続きしない傾向があるので要注意です。
2−3. 評判と口コミまとめ
スタートネットの評判を確認してみましたが、良いものは一つも見つけられず、悪いものは「遅くて対応が悪い」、「営業電話がしつこい、態度が悪い」などたくさん見受けられました。
これらのことをまとめると、スタートネットやその運営元であるクライアンフは、あまり評判が良くないと言えるでしょう。
3. スタートネットのメリットとデメリット
ここではこれまでに調べた結果を踏まえて、スタートネットのメリットとデメリットを見てみます。
3−1. メリット
まずスタートネットのメリットからです。
メリットは「2年経過後はいつ解約しても違約金が発生しない」点です。
他社では契約期間が更新され、契約更新月以外の解約では何年使っても違約金が発生するところが多いのですが、スタートネットは2年を経過すると違約金が発生しなくなります。
これは魅力的でしょう。
3−2. デメリット
次にスタートネットのデメリットについてです。
デメリットはまずは「料金が高い」ことが挙げられます。
そもそも月額料金が他社よりも高く、割引サービスもほとんどないので、結果優良他社よりも2年間の総費用で2万円以上掛かってしまいます。
次のデメリットは「評判が悪い」ことです。
特にクライアンフの電話営業に関しても評判が悪いので、万が一利用した時のサポート体制に不安があります。
三つ目は「速度測定実績がない」ことです。
これはユーザーが少ないからかもしれませんが、ほとんど見つけることができません。そしてツイッターで見つけたものでは下りの速度が1Mbpsいっていませんでした。
4. スタートネットの契約時の注意点
これまでのことを踏まえると、スタートネット契約時には次のことに注意が必要です。
4-1. 料金が他社よりも高いこと
料金の比較で分かる通り、スタートネットは他社よりも明らかに高額です。
「光コラボからフレッツ光に戻せる」という営業文句も、仕組みを知ってしまえばスタートネットでなくても誰でも簡単に戻すことができます。
つまりスタートネットにするメリットはほとんどないのです。
ですからスタートネットにすることで料金が他社よりも高額になることが本当にいいのか、契約前にしっかりと考えるようにしましょう。
4-2. 電話営業には乗らない
ネットへの書き込みを見てみると、スタートネットの運営元であるクライアンフは、しつこい電話勧誘をしているようです。
そしてこの勧誘に乗ってスタートネットを使い始める人もいるようですが、インターネット回線の電話勧誘は、契約後のトラブルがとても多く、例えば「後でやっぱり止めたいと思って電話をしても出ない」、「解約したくても取り合ってくれない」といったことがあります。
5. スタートネットは解約出来る?無料で解約する方法
スタートネットを解約したいといった場合、解約の方法や無料で解約できないかが気になるところです。
そこで最後にスタートネット解約の手順と、無料で解約する方法を解説します。
5-1. スタートネット解約の手順
まずはスタートネット解約の手順からです。
スタートネットの解約は、電話または郵送で申し込むことができます。ただし郵送は書類を書く手間などがあるので、電話での申し込みが簡単でしょう。
なお、プロバイダをスタートネットから別のところに変更したい場合には、先に乗り換え先への申し込みと接続設定の変更を行ってから解約すると、ネットが使えない期間がなくなっておすすめです。
5-2. スタートネットを無料で解約する方法
次にスタートネットを無料で解約する方法です。
スタートネットは利用開始から2年間の間に解約すると、15,000円の違約金が発生してしまいます。
2年経過後であれば、違約金の発生なく解約ができるのですが、もし2年経過前でもこの支払を無料にしたい場合には、他社の乗り換えキャンペーンやキャッシュバックを利用すればお得になります。
もし、あなたが解約を考えて不安に感じている場合、
インターネットの相談窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
無料の相談窓口については次のとおりです。
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6. まとめ
以上スタートネットについて、料金詳細や通信速度、評判やメリット・デメリット、契約時の注意点や無料で乗り換える方法を解説しました。
スタートネットは料金的に他社よりもとても高く、利用するメリットはほとんどありません。
しかしいざ乗り換えるとなると、どうしたらいいのか、どこに乗り換えたら一番お得なのかを悩んでしまうと思います。
最後に・・・ブログで解決出来ないこともあるかと思います。
そんな時インターネットに関して手伝ってくれる窓口もあったりするので利用するのもいいですね。
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